土質工学2

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 土質工学2
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土質工学(コロナ社)/土質力学(彰国社)
担当教員 吉村 洋

到達目標

1.土圧に関して理解し、土圧を算定できる。
2.支持力について理解し、支持力を算定できる。
3.斜面安定について理解し、安定解析の計算ができる。
4.地盤災害と地盤改良工法について、現状と原理を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル未到達のレベル
到達目標1土圧に関して説明でき、土圧を算定できる。土圧に関して理解し、土圧を算定できる。土圧に関して理解しが不十分で、土圧を算定できない。
到達目標2支持力について説明でき、支持力を算定できる。支持力について理解し、支持力を算定できる。支持力について理解が不十分で、支持力を算定できない。
到達目標3 斜面安定について説明でき、安定解析の計算ができる。斜面安定について理解し、安定解析の計算ができる。斜面安定について理解が不十分で、安定解析の計算ができない。
到達目標4地盤災害と地盤改良工法について、現状と原理を説明できる。地盤災害と地盤改良工法について、現状と原理を理解できる。地盤災害と地盤改良工法に関する現状と原理について、理解が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建設工事では土を扱う作業が存在し、その頻度も高い。したがって、土の特性を的確に把握し、建設工事に役立てることは建設技術社として重要なことである。この授業では、利用例などを通して土の工学的性質を理解することを目標にする。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業では演習問題を適時行うので、電卓を必ず準備すること。演習問題を解く過程においても理解が促進されるので、演習問題を繰返し解くこと。また、周囲で行われている建設工事をよく観察し、教科書と実物を出来る限り比較すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 土圧 土圧の種類を説明できる。
ランキンの土圧論を理解している。
クーロンの土圧論を理解している。
擁壁・土留めの安定の概念を説明できる。
2週 土圧 土圧の種類を説明できる。
ランキンの土圧論を理解している。
クーロンの土圧論を理解している。
擁壁・土留めの安定の概念を説明できる。
3週 土圧 土圧の種類を説明できる。
ランキンの土圧論を理解している。
クーロンの土圧論を理解している。
擁壁・土留めの安定の概念を説明できる。
4週 土圧 土圧の種類を説明できる。
ランキンの土圧論を理解している。
クーロンの土圧論を理解している。
擁壁・土留めの安定の概念を説明できる。
5週 地盤の支持力 基礎形式について説明できる。
浅い基礎の支持力について説明できる。
深い基礎の支持力について説明できる。
6週 地盤の支持力 基礎形式について説明できる。
浅い基礎の支持力について説明できる。
深い基礎の支持力について説明できる。
7週 地盤の支持力 基礎形式について説明できる。
浅い基礎の支持力について説明できる。
深い基礎の支持力について説明できる。
8週 【前期中間試験】
2ndQ
9週 斜面の安定 斜面安定における安全率を説明できる。
半無限斜面の安定解析を行うことができる。
分割法による安定解析を行うことができる。
臨界円について説明できる。
10週 斜面の安定 斜面安定における安全率を説明できる。
半無限斜面の安定解析を行うことができる。
分割法による安定解析を行うことができる。
臨界円について説明できる。
11週 斜面の安定 斜面安定における安全率を説明できる。
半無限斜面の安定解析を行うことができる。
分割法による安定解析を行うことができる。
臨界円について説明できる。
12週 斜面の安定 斜面安定における安全率を説明できる。
半無限斜面の安定解析を行うことができる。
分割法による安定解析を行うことができる。
臨界円について説明できる。
13週 地盤の災害と地盤改良 地盤災害(山崩れ、地滑り、土石流、液状化)について説明できる。
地盤改良の原理について理解し、主な工法について説明できる。
14週 地盤の災害と地盤改良 地盤災害(山崩れ、地滑り、土石流、液状化)について説明できる。
地盤改良の原理について理解し、主な工法について説明できる。
15週 地盤の災害と地盤改良 地盤災害(山崩れ、地滑り、土石流、液状化)について説明できる。
地盤改良の原理について理解し、主な工法について説明できる。
16週 【前期末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表その他合計
総合評価割合8002000100
基礎的能力000000
専門的能力8002000100
分野横断的能力000000