到達目標
1.環境問題の概要と原因、その防止や解決に向けた技術的・施策的な取り組みを理解する。
2.上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、土木技術者として水環境問題を解決する実践力を磨く。
3.技術者として有すべき環境に対する責任感と倫理観を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベル | 標準的な到達レベル | 未到達レベル |
到達目標1 | 環境問題の概要と原因、その防止や解決に向けた技術的・施策的な取り組みについて説明できる。 | 環境問題の概要と原因、その防止や解決法を理解している。 | 環境問題の概要と原因、その防止や解決法を理解していない。 |
到達目標2 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、自ら課題解決法を提案できる。 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、説明できる。 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解しない。 |
到達目標3 | 技術者として有すべき環境に対する責任感と倫理観を持っており、自らの意見を主張できる。 | 技術者として有すべき環境に対する責任感と倫理観を理解しており、一般論として説明できる。 | 技術者として有すべき環境に対する責任感と倫理観を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前半は、環境問題の歴史と現状、その原因、国内外の対策を学び、現状を把握する。後半は、主に衛生工学に重点を置き、人間活動による水の循環について学ぶ。講義は、水環境に関する基礎知識、上下水道における処理のメカニズムについて学び、人間と水循環のつながりについて気付き、水処理技術うが日常でどのように扱われているかを理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
環境問題は日々進行し、状況が変化しており、まさに我々一人一人の問題である。新聞、ニュース等から継続的に情報を収集する習慣を身につけてほしい
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
人と環境 |
(1)環境とはー地球の物理化学的特徴と歴史 (2)人とはー人の歴史・進化と社会性 (3)環境問題とは
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2週 |
人と環境 |
(1)環境とはー地球の物理化学的特徴と歴史 (2)人とはー人の歴史・進化と社会性 (3)環境問題とは
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3週 |
公害から環境保全へ |
(1)戦後の経済成長と開発・公害の歴史 (2)環境と開発に関する国際的な動き (3)公害対策から環境基本法へ (4)環境保全の基本理念と原則
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4週 |
公害から環境保全へ |
(1)戦後の経済成長と開発・公害の歴史 (2)環境と開発に関する国際的な動き (3)公害対策から環境基本法へ (4)環境保全の基本理念と原則
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5週 |
地球環境問題 |
(1)気候変動、地球の温暖化 (2)オゾン層の破壊、酸性雨、森林破壊、砂漠化・水不足 (3)生物多様性の危機
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6週 |
地球環境問題 |
(1)気候変動、地球の温暖化 (2)オゾン層の破壊、酸性雨、森林破壊、砂漠化・水不足 (3)生物多様性の危機
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7週 |
地球環境問題 |
(1)気候変動、地球の温暖化 (2)オゾン層の破壊、酸性雨、森林破壊、砂漠化・水不足 (3)生物多様性の危機
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
水質汚濁 |
(1)汚濁の指標 (2)水質測定法
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10週 |
水質汚濁 |
(1)汚濁の指標 (2)水質測定法
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11週 |
上水道 |
(1)上水道システム (2)浄水処理
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12週 |
上水道 |
(1)上水道システム (2)浄水処理
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13週 |
下水道 |
(1)下水道システム (2)下水処理
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14週 |
下水道 |
(1)下水道システム (2)下水処理
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15週 |
下水道 |
(1)下水道システム (2)下水処理
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 35 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 25 |