建築設備

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 建築設備
科目番号 0035 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 最新 建築設備工学[改訂版](井上書院)/備考欄参照
担当教員 上久保 哲治

到達目標

1.建築設備の役割を理解し、室内環境および環境性能評価について説明できる。
2.空気調和設備・換気設備・防災設備・消化設備の機能や役割を理解し、説明できる。
3.給排水設備や衛星設備の機能や役割を理解し、説明ができる。
4.電気設備・通信設備の機能や役割を理解し、説明ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル未到達のレベル
到達目標1建築設備の役割を理解し、室内環境および環境性能評価について的確な説明ができる。建築設備の役割を理解し、室内環境および環境性能評価について基本的な事項の説明ができる。建築設備の役割の理解が不十分で、室内環境および環境性能評価について説明ができない。
到達目標2空気調和設備・換気設備・防災設備・消化設備の機能や役割を理解し、的確な説明ができる。空気調和設備・換気設備・防災設備・消化設備の機能や役割を理解し、説明ができる。空気調和設備・換気設備・防災設備・消化設備の機能や役割の理解が不十分で説明ができない。
到達目標3給排水設備や衛星設備の機能や役割を理解し、的確な説明ができる。給排水設備や衛星設備の機能や役割を理解し、説明ができる。給排水設備や衛星設備の機能や役割の理解が不十分で、説明ができない。
到達目標4電気設備・通信設備の機能や役割を理解し、的確な説明ができる。電気設備・通信設備の機能や役割を理解し、説明ができる。電気設備・通信設備の機能や役割の理解が不十分で、説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建造物における設備の役割と動作原理を理解することを目的に、環境設備の空気調和、給排水設備、衛生設備、電気設備、通信設備などについて学習する。
授業の進め方・方法:
注意点:
本科目は建造士試験の受験資格要件として定めた指定科目であり、修得することにより実務経験年数などの受験資格が有利になる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築設備の概略 建築設備の役割、ライフサイクル、地球環境問題、国際基準等について理解する。
2週 室内環境および環境性能評価 室内環境および環境性能評価として、温熱環境指標、室内空気室基準、エネルギー評価基準などの説明ができる。
3週 室内環境および環境性能評価 室内環境および環境性能評価として、温熱環境指標、室内空気室基準、エネルギー評価基準などの説明ができる。
4週 空気調和設備 空気調和設備について理解し、主要機種、構成、方式の説明ができる。
5週 空気調和設備 空気調和設備について理解し、主要機種、構成、方式の説明ができる。
6週 換気設備・防災設備・消化設備 空気調和設備については自然換気、機械換気、防煙区画、自然排煙、機械排煙など、防災設備については火災報知機、避難設備、非常用設備など、消化設備については消化の原理、消化設備の種類と役割のどを理解し、説明ができる。
7週 換気設備・防災設備・消化設備 空気調和設備については自然換気、機械換気、防煙区画、自然排煙、機械排煙など、防災設備については火災報知機、避難設備、非常用設備など、消化設備については消化の原理、消化設備の種類と役割のどを理解し、説明ができる。
8週 【中間試験】
4thQ
9週 給水設備 給排水の目的と種類、給水設備や給湯設備を理解し、説明ができる。
10週 給水設備 給排水の目的と種類、給水設備や給湯設備を理解し、説明ができる。
11週 排水設備・衛生設備 衛生器具設備の種類、トラップ、浄化槽などを理解し、説明ができる。
12週 電気設備・通信設備 電気の基礎知識を理解した上で、電源設備・配線設備・通信・情報設備の種類や役割などを理解し、説明ができる。
13週 電気設備・通信設備 電気の基礎知識を理解した上で、電源設備・配線設備・通信・情報設備の種類や役割などを理解し、説明ができる。
14週 電気設備・通信設備 電気の基礎知識を理解した上で、電源設備・配線設備・通信・情報設備の種類や役割などを理解し、説明ができる。
15週 電気設備・通信設備 電気の基礎知識を理解した上で、電源設備・配線設備・通信・情報設備の種類や役割などを理解し、説明ができる。
16週 【期末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表その他合計
総合評価割合7003000100
基礎的能力000000
専門的能力7003000100
分野横断的能力000000