コンクリート構造学2

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 コンクリート構造学2
科目番号 0042 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 コンクリート構造学(森北出版)/
担当教員 堀井 克章

到達目標

1.RC構造部材の基本的な断面諸量を計算でき、安全性や使用性が検討できる。
2.基本的なRC・PC構造部材の設計法を理解して説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル未到達のレベル
評価項目1RC構造部材の基本的な断面諸量を円滑に計算でき、安全性や使用性を的確に検討できる。RC構造部材の基本的な断面諸量を計算でき、安全性や使用性を検討できる。RC構造部材の基本的な断面諸量を計算できず、安全性や使用性を検討できない。
評価項目2基本的なRC・PC構造部材の設計法を理解し、的確に説明できる。基本的なRC・PC構造部材の設計法を理解し、説明できる。基本的なRC・PC構造部材の設計法を理解できず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンクリートを鋼材で補強した鉄筋コンクリート(RC)やプレストレストコンクリート(PC)は、建設構造物の基本的構造形式である。本科目では、実構造物の設計、施工、維持管理等で必要となるRCやPCの設計に関する基本的な知識や技術を習得することを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
本科目は、JABEE関連の力学系科目群に属する。計算を伴う講義を行うため、電卓を必ず携帯する。2~4年次の材料学、構造力学、材料実験、コンクリート構造学1などの知識を基に授業を行うので、これらの授業内容を十分に理解しておくこと。5年次の応用材料学などとも深く関連するので、授業だけでなく自学自習によって講義内容の理解に努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本科目の目標・意義・計画・諸注意事項を説明できる。
2週 許容応力度設計法 断面諸量の計算ができる。
安全性の検討ができる。
3週 許容応力度設計法 断面諸量の計算ができる。
安全性の検討ができる。
4週 限界状態設計法1 終局限界状態の検討(曲げと軸力・せん断・ねじり)ができる。
5週 限界状態設計法1 終局限界状態の検討(曲げと軸力・せん断・ねじり)ができる。
6週 限界状態設計法1 終局限界状態の検討(曲げと軸力・せん断・ねじり)ができる。
7週 限界状態設計法1 終局限界状態の検討(曲げと軸力・せん断・ねじり)ができる。
8週 【前期中間試験】
2ndQ
9週 限界状態設計法2 使用限界状態の検討ができる。
疲労限界状態の検討ができる。
10週 限界状態設計法2 使用限界状態の検討ができる。
疲労限界状態の検討ができる。
11週 限界状態設計法2 使用限界状態の検討ができる。
疲労限界状態の検討ができる。
12週 限界状態設計法2 使用限界状態の検討ができる。
疲労限界状態の検討ができる。
13週 プレストレストコンクリート 原理・特徴・用途を説明できる。
設計法の基本が説明できる。
14週 プレストレストコンクリート 原理・特徴・用途を説明できる。
設計法の基本が説明できる。
15週 プレストレストコンクリート 原理・特徴・用途を説明できる。
設計法の基本が説明できる。
16週 【前期末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表その他合計
総合評価割合6004000100
基礎的能力100100020
専門的能力300200050
分野横断的能力200100030