応用物理3

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 応用物理3
科目番号 0046 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Essetial 物理学(コロナ社)/物理の考え方2「電磁気学」(岩波書店)
担当教員 吉田 岳人

到達目標

1.ガウスの法則から、対象性の良い場合の静電場の強度を計算することができる。
2.静磁場のガウスの法則やアンペールの法則から、対象性の良い場合の静磁場の強度を計算することができる。
3.ファラデーの電磁誘導の法則やアンペール―マクスウェルの法則から、変動する電場、磁場を計算することができる。
4.マクスウェルの方程式系と電磁気学諸法則との関係が理解でき、電磁波の存在と特性を導出することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電磁場の法則から、対称性の良い場合の静電場を計算することができる。ガウスの法則から、対称性の良い場合の静電場の強度を計算することができる。ガウスの法則から、対称性の良い場合の静電場の強度を計算することができない。
評価項目2静磁場のガウスの法則やアンペールの法則から、対称性の良い場合の静磁場を計算できる。静磁場のガウスの法則やアンペールの法則から、対称性の良い場合の静磁場の強度を計算できる。静磁場のガウスの法則やアンペールの法則から、対称性の良い場合の静磁場の強度を計算できない。
評価項目3電磁場の諸法則から、変動する電場・磁場を計算することができる。電磁場の諸法則から、変動する電場・磁場の強度を計算することができる。電磁場の諸法則から、変動する電場・磁場の強度を計算することができない。
評価項目4マクスウェル方程式系と電磁気学諸法則との関係を数理的に論証でき、電磁波の存在と特性を導出できる。マクスウェル方程式系と電磁気学諸法則との関係が説明でき、電磁波の存在と特性を導出できる。マクスウェル方程式系と電磁気学諸法則との関係が説明できず、電磁波の存在と特性を導出できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は、力学とともに古典物理学の二大黒柱である電磁気学について、数理的解析手法を強化して、一貫した論理体系として把握させる。また問題解決法を重視することで、工学への応用能力を養う。
授業の進め方・方法:
注意点:
4年生までの数学と「応用物理1,2」までに学んだ物理の内容を前提として活用するので、これらの内容をしっかり復習しておくこと。また授業各回毎に出された課題の実施を含む自学自習が不可欠である。授業時間内に自学自習課題の解説を十分に行うことは不可能なので、疑問点があれば質問にくること。質問にあたっては、先ず自分で調べ考えてみて、何が理解できなかったのかをはっきりさせてから質問にくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.静電場 (1)ベクトル解析を電磁気学の問題に
活用できる。
(2)クーロンの法則と及びガウスの法則を用いて静電場の計算ができる。
(3)静電ポテンシャルと導体の性質を解し対称性のよい図形の電位を計算できる。
(4)コンデンサーの形状に応じた静電容量を計算できる。
(5)静電場のエネルギーを計算できる。
2週 1.静電場 (1)ベクトル解析を電磁気学の問題に
活用できる。
(2)クーロンの法則と及びガウスの法則を用いて静電場の計算ができる。
(3)静電ポテンシャルと導体の性質を解し対称性のよい図形の電位を計算できる。
(4)コンデンサーの形状に応じた静電容量を計算できる。
(5)静電場のエネルギーを計算できる。
3週 1.静電場 (1)ベクトル解析を電磁気学の問題に
活用できる。
(2)クーロンの法則と及びガウスの法則を用いて静電場の計算ができる。
(3)静電ポテンシャルと導体の性質を解し対称性のよい図形の電位を計算できる。
(4)コンデンサーの形状に応じた静電容量を計算できる。
(5)静電場のエネルギーを計算できる。
4週 2.定常電流と静磁場 (1)オームの法則とジュールの法則を解し関係する問題を計算することができる。
(2)定常電流と静磁場の関係を開始対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(3)静磁場のガウスの法則の意味を解析的に表現でき問題解法に適用できる。
(4)アンペールの法則を解し対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(5)ローレンツの力の法則を解し荷電粒子の軌道計算ができる。
5週 2.定常電流と静磁場 (1)オームの法則とジュールの法則を解し関係する問題を計算することができる。
(2)定常電流と静磁場の関係を開始対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(3)静磁場のガウスの法則の意味を解析的に表現でき問題解法に適用できる。
(4)アンペールの法則を解し対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(5)ローレンツの力の法則を解し荷電粒子の軌道計算ができる。
6週 2.定常電流と静磁場 (1)オームの法則とジュールの法則を解し関係する問題を計算することができる。
(2)定常電流と静磁場の関係を開始対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(3)静磁場のガウスの法則の意味を解析的に表現でき問題解法に適用できる。
(4)アンペールの法則を解し対称性のよい場合の静磁場を計算できる。
(5)ローレンツの力の法則を解し荷電粒子の軌道計算ができる。
7週 【中間試験】
8週 3.変動する電場と磁場 (1)電荷保存則を解し問題を解析的に解くことができる。
(2)アンペール-マクスウェルの法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(3)ファラデーの電磁誘導の法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(4)自己誘導・自己インダクタンスの意味を解し回路問題に適用できる。
(5)LCR直列回路と過渡現象を解し問題を解析的に解くことができる。
(6)交流とインピーダンスの意味を解し問題を解析的に解くことができる。
2ndQ
9週 3.変動する電場と磁場 (1)電荷保存則を解し問題を解析的に解くことができる。
(2)アンペール-マクスウェルの法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(3)ファラデーの電磁誘導の法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(4)自己誘導・自己インダクタンスの意味を解し回路問題に適用できる。
(5)LCR直列回路と過渡現象を解し問題を解析的に解くことができる。
(6)交流とインピーダンスの意味を解し問題を解析的に解くことができる。
10週 3.変動する電場と磁場 (1)電荷保存則を解し問題を解析的に解くことができる。
(2)アンペール-マクスウェルの法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(3)ファラデーの電磁誘導の法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(4)自己誘導・自己インダクタンスの意味を解し回路問題に適用できる。
(5)LCR直列回路と過渡現象を解し問題を解析的に解くことができる。
(6)交流とインピーダンスの意味を解し問題を解析的に解くことができる。
11週 3.変動する電場と磁場 (1)電荷保存則を解し問題を解析的に解くことができる。
(2)アンペール-マクスウェルの法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(3)ファラデーの電磁誘導の法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(4)自己誘導・自己インダクタンスの意味を解し回路問題に適用できる。
(5)LCR直列回路と過渡現象を解し問題を解析的に解くことができる。
(6)交流とインピーダンスの意味を解し問題を解析的に解くことができる。
12週 3.変動する電場と磁場 (1)電荷保存則を解し問題を解析的に解くことができる。
(2)アンペール-マクスウェルの法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(3)ファラデーの電磁誘導の法則を解し問題を解析的に解くことができる。
(4)自己誘導・自己インダクタンスの意味を解し回路問題に適用できる。
(5)LCR直列回路と過渡現象を解し問題を解析的に解くことができる。
(6)交流とインピーダンスの意味を解し問題を解析的に解くことができる。
13週 4.マックスウェルの方程式 (1)マックスウェルの方程式を解し積分型と微分型の相互の書き換えができる。
(2)マックスウェルの方程式から電磁気諸法則及び電磁波の存在を導出できる。
(3)電磁波の伝搬、光速度、偏りの性質を導出できる。
14週 4.マックスウェルの方程式 (1)マックスウェルの方程式を解し積分型と微分型の相互の書き換えができる。
(2)マックスウェルの方程式から電磁気諸法則及び電磁波の存在を導出できる。
(3)電磁波の伝搬、光速度、偏りの性質を導出できる。
15週 4.マックスウェルの方程式 (1)マックスウェルの方程式を解し積分型と微分型の相互の書き換えができる。
(2)マックスウェルの方程式から電磁気諸法則及び電磁波の存在を導出できる。
(3)電磁波の伝搬、光速度、偏りの性質を導出できる。
16週 【答案返却時間】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力2000010030
専門的能力2500020045
分野横断的能力1500010025