到達目標
1.生体系保全の重要性と課題を理解する。
2.環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解する。
3.上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、土木技術者として水環境問題を解決する実践力を磨く。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生体系保全の重要性と課題を理解し、その解決策を提案できる。 | 生体系保全の重要性と課題を理解している。 | 生体系保全の重要性と課題を理解していない。 |
評価項目2 | 環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解し、その解決策を提案できる。 | 環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解している。 | 環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解していない。 |
評価項目3 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、自ら課題解決法を提案できる。 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、説明できる。 | 上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前半は、生体系保全や環境影響評価について学ぶ。後半は、環境工学1で学んだ上下水道についてさらに専門的な知識を深めるために物理化学的な側面からみた浄化の仕組みや、微生物反応による排水処理システムの仕組みについて学ぶ。また最新のバイオテクノロジーを理解することで、水環境分野の発展性、方向性について理解を深める。
授業の進め方・方法:
注意点:
本講義では、現在までに履修してきた化学、物理学、水理学などの知識を必要とする。これらについて十分に復習しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.生態系とその保全 |
(1)生態系の仕組みと成り立ち (2)生物多様性の恵みと危機 (3)外来種問題 (4)生態系を保全するための法制度
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2週 |
1.生態系とその保全 |
(1)生態系の仕組みと成り立ち (2)生物多様性の恵みと危機 (3)外来種問題 (4)生態系を保全するための法制度
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3週 |
1.生態系とその保全 |
(1)生態系の仕組みと成り立ち (2)生物多様性の恵みと危機 (3)外来種問題 (4)生態系を保全するための法制度
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4週 |
2.環境影響評価 |
(1)環境影響評価の目的と手続 (2)ミチゲーション (3)徳島県における沿岸開発と環境影響評価事例
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5週 |
2.環境影響評価 |
(1)環境影響評価の目的と手続 (2)ミチゲーション (3)徳島県における沿岸開発と環境影響評価事例
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6週 |
3.沿岸域生態系の開発、保全、再生 |
(1)干潟生態系の仕組みと重要性 (2)干潟の減少、開発の歴史 (3)干潟開発から保全、再生へ
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7週 |
3.沿岸域生態系の開発、保全、再生 |
(1)干潟生態系の仕組みと重要性 (2)干潟の減少、開発の歴史 (3)干潟開発から保全、再生へ
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8週 |
【中間試験】 |
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4thQ |
9週 |
4.上水道1 |
(1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過 (2)膜処理
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10週 |
4.上水道1 |
(1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過 (2)膜処理
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11週 |
4.上水道1 |
(1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過 (2)膜処理
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12週 |
5.下水道2 |
(1)微生物による有機物除去 (2)分生物学的手法を用いた微生物解析
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13週 |
5.下水道2 |
(1)微生物による有機物除去 (2)分生物学的手法を用いた微生物解析
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14週 |
6.環境バイオテクノロジー |
(1)ビイオレメディエーション (2)組み換え微生物による環境変化
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15週 |
6.環境バイオテクノロジー |
(1)ビイオレメディエーション (2)組み換え微生物による環境変化
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16週 |
【答案返却時間】 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 35 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 25 |