建築環境工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 建築環境工学
科目番号 0053 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 最新 建築環境工学(井上書院)/なし
担当教員 島津 臣志

到達目標

1.建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割を理解する。
2.採光・照明・色彩に関する基礎事項を理解し、評価できる。
3.熱伝導・熱対流・熱放射についての基礎事項を理解し、評価できる。
4.室内空気質の問題を理解し、換気に関して評価することができる。
5.室内音響や騒音制御に関する理論を理解し、室内音環境について評価することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割を理解し、具体的な例を挙げて説明できる。建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割を理解し、説明できる。建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割の理解が不十分で説明できない。
到達目標2採光・照明・色彩に関する基礎事項を十分に理解し、適正な評価ができる。採光・照明・色彩に関する基礎事項を理解し、説明できる。採光・照明・色彩に関する基礎事項を理解できておらず、評価できない。
到達目標3熱伝導・熱対流・熱放射についての基礎事項を理解し、快適な室内温熱環境の提案ができる。熱伝導・熱対流・熱放射についての基礎事項を理解し、快適な室内温熱環境について説明ができる。熱伝導・熱対流・熱放射についての基礎事項の理解が不十分で、快適な室内温熱環境について説明ができない。
到達目標4室内空気質の問題を理解し、換気に関して評価することができ、改善する提案も出来る。室内空気質の問題を理解し、換気に関して評価することができる。室内空気質の問題の理解が不十分で、換気に関して評価もすることができない。
到達目標5建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割を理解し、的確な説明ができる。建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割を理解し、説明できる。建築および自然環境・地球環境における建築環境工学の役割が理解不十分で説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築環境全般を光環境・熱環境・空気質環境・音環境の4分野に分けて学習する。まず建築物をとりまく自然環境・地球環境に関する要素の基礎を学ぶ。つぎに採光・証明・色彩に関する基礎事項および評価方法を学び、快適な室内光環境を提供するための方法を修得する。熱環境については、熱伝導・熱対流・熱放射についての基礎事項を学び、快適な室内温環境を提供するための方法を修得する。また室内空気質の問題を明らかにするとともに換気の理論や評価方法を学ぶ。さらに室内音響や騒音制御に関する理論・計算・評価方法を修得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
本科目は建築士試験の受験資格要件として定めた指定科目であり、修得することにより実務経験年数などの受験資格が有利となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建築環境工学の概要 風土、気候、気象、地球環境などについて理解し、概略の説明ができる。
2週 光環境 快適な光環境について説明ができる。
3週 光環境 快適な光環境について説明ができる。
4週 光環境 快適な光環境について説明ができる。
5週 熱環境 快適な室内温熱環境について説明ができる。
6週 熱環境 快適な室内温熱環境について説明ができる。
7週 熱環境 快適な室内温熱環境について説明ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 空気質環境 室内空気質の問題を理解し、説明ができる。
10週 空気質環境 室内空気質の問題を理解し、説明ができる。
11週 空気質環境 室内空気質の問題を理解し、説明ができる。
12週 音環境 音環境について説明ができる。
13週 音環境 音環境について説明ができる。
14週 音環境 音環境について説明ができる。
15週 音環境 音環境について説明ができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000