ディジタル回路演習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 ディジタル回路演習
科目番号 0073 科目区分 ES / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電気・制御システム工学専攻(平成30年度以前入学生) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 配布資料/
担当教員 長谷川 竜生

到達目標

1.dsPICを用いてLEDの点灯制御を行うことができる。
2.dsPICを用いて7セグメントLED、LEDディスプレイの点灯制御を行うことができる。
3.dsPICを用いてAD変換を行うことができる。
4.dsPICを用いて割り込み制御を行うことができる。
5.dsPICを用いてシリアル通信を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1LEDの点灯制御に関して、応用的な動作まで行うことができる。LEDの点灯制御に関して、基本的な動作を行うことができる。LEDの点灯制御を行うことができない。
評価項目27セグメントLED、LEDディスプレイの点灯制御に関して、応用的な動作まで行うことができる。7セグメントLED、LEDディスプレイの点灯制御に関して、基本的な動作を行うことができる。7セグメントLED、LEDディスプレイの点灯制御を行うことができない。
評価項目3AD変換を利用して、LEDの点灯制御や波形のサンプリングを行うことができる。AD変換の動作を行うことができる。AD変換の動作を行うことができない。
評価項目4割り込みを利用して、複数の処理を実行することができる。割り込みを使用することができる。割り込みを使用することができない。
評価項目5シリアル通信を利用して、LEDの点灯制御やセンサ電圧の取得ができる。シリアル通信を行うことができる。シリアル通信を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
高機能なワンチップマイコンdsPICを用いたLED点灯制御、AD変換、通信制御などに関する演習を行う。制御に必要な回路やプログラミング技術について学習することを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
本科目では1人ずつ器材を使って課題演習を行う。課題回路をブレッドボード上に配線し、C言語によりプログラミングを行い動作させる。そのため、電子回路とC言語に関する知識が必要となるので、本科における関連科目の内容をよく復習しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.LEDの点灯制御 dsPICを用いてゲート回路を製作できる。
2週 1.LEDの点灯制御 dsPICを用いてLEDを点滅点灯させることができる。
3週 1.LEDの点灯制御 ビット演算子を用いてLEDを順次点灯させることができる。
4週 2.7セグメントLED ダイナミック点灯制御により7セグメントLEDを点灯させることができる。
5週 2.7セグメントLED スイッチにより7セグメントLEDの点灯を制御することができる。
6週 3.LEDディスプレイ (1)ダイナミック点灯制御によりLEDディスプレイを点灯させることができる。
LEDディスプレイにおいてスクロール表示させることができる。
7週 3.LEDディスプレイ LEDディスプレイにおいて順次点灯させることができる。
8週 【中間試験】
2ndQ
9週 4.割り込み処理 INT割り込み、CN割り込みを使用することができる。
10週 4.割り込み処理 タイマー割り込み時間を設定することができる。
11週 4.割り込み処理 タイマー割り込みを使用して、複数の処理を実行させることができる。
12週 5.AD変換 アナログ入力値によりLEDの点灯を制御することができる。
13週 5.AD変換 自動サンプリングによりアナログ信号をサンプリングすることができる。
14週 6.シリアル通信 PCによりマイコンに接続されたLEDの点灯を制御することができる。
15週 6.シリアル通信 マイコンに接続されたセンサ電圧をPCに表示させることができる。
16週 【答案返却】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700001515100
基礎的能力0000000
専門的能力700001515100
分野横断的能力0000000