創造工学演習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 創造工学演習
科目番号 0081 科目区分 ES / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電気・制御システム工学専攻(平成30年度以前入学生) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 担当教員が必要に応じて紹介する
担当教員 西野 精一

到達目標

1.異なる専攻分野の学生とチームを組み、議論を通して課題を発見・検討・解決していくことができる。
2.課題の解決に必要な情報を、様々な文献や利用して調査することができる。
3.得られた情報を分析し、自分に課された課題について解決策を見出すことができる。
4.チームにおける自らの役割を果たし、全員で1つのまとまった技術文書を作成することができる。
5.進歩状況、、最終的な成果についてわかりやすくプレゼンテーションをすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1右記の過程で、リーダーシップを発揮しつつ推進することができる。他分野専攻の学生で構成したチームでの討議をつうじて、発明・ビジネスを発案できる。他分野専攻の学生で構成したチームでの討議をつうじて、発明・ビジネスを発案できない。
到達目標2右記の過程で、チームメンバーの推捗・完成度の差を調整し、チーム全体の向上が図れる。発明・ビジネスの原案に新規性を確立すべく、先行技術調査を行うことができる。発明・ビジネスの原案に新規性を確立すべく、先行技術調査を行うことができない。
到達目標3右記の過程で、リーダーシップを発揮しつつ推進することができる。先行技術調査結果に応じて、発明・ビジネスの原案を、チームでの検討を経て、改善・改良できる。先行技術調査結果に応じて、発明・ビジネスの原案を、チームでの検討を経て、改善・改良できない。
到達目標4右記の過程で、チームメンバーの進捗・完成度の差を調整し、チーム全体の向上が図れる。発明・ビジネスを特許アイディアシート・事業計画書など技術文書として明文化できる。発明・ビジネスを特許アイディアシート・事業計画書など技術文書として明文化できない。
到達目標5右記の過程で、リーダーシップを発揮することで、より高いレベルの完遂に導くことができる。考慮した発明・ビジネスをプレゼンテーション・試作品演示などの手段をチーム分担し、アピールできる。考慮した発明・ビジネスをプレゼンテーション・試作品演示などの手段をチーム分担し、アピールできない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
知識理解型から創造力養成型技術者へのステップアップを目指して、学生が主体的かつチームの一員として皆と協力しながら、自らの発想を交え、お互いに議論しながら技術文書としてまとめるなど、総合的な「ものづくり」の能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
グループ内において学生間で綿密に検討を行って欲しい。また、教員のコメントを参考しながら、テーマ決定から技術文書の作成まで着実に遂行して欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 担当教員より演習の進め方について説明する。
2週 オリエンテーション 担当教員より演習の進め方について説明する。
3週 テーマ・プラン決定 担当教員のコメントを受けながら、学生が主体的に2~7の項目を行う。
4週 テーマ・プラン決定 担当教員のコメントを受けながら、学生が主体的に2~7の項目を行う。
5週 先行技術調査 先行技術調査とは、過去の特許・論文などの科学技術資産を調査し、自ら分析することである。
6週 先行技術調査 先行技術調査とは、過去の特許・論文などの科学技術資産を調査し、自ら分析することである。
7週 企画立案
8週 企画立案
2ndQ
9週 発明・事業提案書作成 発明・事案提案書には設計書・図面も含まれる。
10週 発明・事業提案書作成 発明・事案提案書には設計書・図面も含まれる。
11週 試作・改良・製作
12週 試作・改良・製作
13週 プレゼンテーション 演習の成果、発明・事業提案書、試作品、プレゼンテーションにより発表し、担当教員の評価を受ける。
14週 プレゼンテーション 演習の成果、発明・事業提案書、試作品、プレゼンテーションにより発表し、担当教員の評価を受ける。
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02500075100
基礎的能力0000000
専門的能力0250002550
分野横断的能力000005050