Hydrodynamics 2

Course Information

College Anan College Year 2024
Course Title Hydrodynamics 2
Course Code 1214D11 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 後期:2
Textbook and/or Teaching Materials 水力学基礎と演習(パワー社)/例題と演習・水力学(パワー社)
Instructor Okita Yuji

Course Objectives

1.層流と乱流について説明でき、管摩擦力係数から管路内の圧力損失の計算ができる。
2.管路内の種々の損失について説明でき、総損失の値を求めることができる。
3.抗力と揚力の計算ができる。
4.次元解析として、バッキンガムのπ定理を用いて式を求めることができる。
5.レイノルズおよびフルードの相似則を用いた計算ができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
到達目標1層流と乱流について説明でき、管摩擦力係数から管路内の圧力損失の値を求め設計計算に応用できる。層流と乱流について説明でき、管摩擦力係数から管路内の圧力損失の計算ができる。管摩擦力係数から管路内の圧力損失の計算ができる。
到達目標2管路の種々の損失について説明でき、複雑な配管系での総損失の値を求めることができる。管路の種々の損失について説明でき、基礎的な配管系での総損失の値を求めることができる。管路の種々の損失について基礎的な配管系での総損失の値を求めることができる。
到達目標3抗力および揚力の値を求め、抗力および揚力の計算ができるとともに、設計計算に応用できる。抗力および揚力の値を求め、抗力および揚力の計算ができる。抗力および揚力の基礎的な計算ができる。
到達目標4バッキンガムのπ定理について説明でき、流体工学に関する応用的な式を算出することができる。バッキンガムのπ定理について説明でき、流体工学に関する基礎的な式を算出することができる。バッキンガムのπ定理について基礎的な問題を解くことができる。
到達目標5レイノルズおよびフルードの相似則を用いて応用的な問題を解くことができる。レイノルズおよびフルードの相似則を用いて基礎的な問題を解くことができる。レイノルズの相似則を用いて基礎的な問題を解くことができる。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 A-3 See Hide
学習・教育到達度目標 B-3 See Hide
学習・教育到達度目標 D-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
本講義は、前期で開講される「水力学」を継続させたものである。前期で学んだ流体静力学やベルヌーイの問題を基礎として、本講義では「管路内の流れ」、「抗力と揚力」、「次元解析と相似則」などの演習問題を解くことにより、「水力学」の理解をより確かなものにする。
Style:
本講義は、より実用面が強い内容であるため、多くの演習を授業中や授業外で解くことで設計等に役立つ能力を養うことを目的とする。各自、関数電卓を持参してください。また,企業訪問による学外授業を実施し、授業で学んだ理解を深めるため簡易風洞を用いた実験観察を行う。
【授業時間31時間+自学自習時間60時間】
Notice:
水力学に関する問題解決能力を養うためには、演習問題をできるだけ多く自力で解くことが求められます。各種の定理、法則を活用して、設計等の問題に応用できる能力を修得することが大切です。毎回の授業で自学自習レポート(予習および復習)の提出が必要です。予習および復習(演習問題)を行うことで、理解を深め、様々な流体工学に関する問題を解く能力を養ってください。レポートの提出が遅れた場合,減点となるので注意して下さい。
参考書:流体力学 シンプルにすれば「流れ」がわかる(実教出版) 平惣書店

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 管路内の流れ 層流と乱流について説明でき、円管内層流の速度分布を求めることができる。
2nd 管路内の流れ 管摩擦係数について理解し、圧力損失を求めることができる。
3rd 管路内の流れ 円管内乱流の速度分布について理解し、円管以外の断面をもつ管路の摩擦係数を求めることができる。
4th 管路内の流れ 管路における入口損失、断面積が変化した場合、曲がり管、弁・コック、分岐・合流管による損失について説明できる。
5th 管路内の流れ 水力こう配線と総損失について説明できる。
6th 管路内の流れ 企業等における学外授業から実際の現場でどのような水力学の知識が応用されているかを理解し、その内容について説明できる。
7th 中間試験
8th 抗力と揚力 抗力について理解し、抗力の値を計算で求めることができる。
4th Quarter
9th 抗力と揚力 境界層の概念を理解し、平板の摩擦抗力を求めることができる。
10th 抗力と揚力 球のまわりの流れについて説明することができる。
11th 抗力と揚力 揚力について理解し、揚力の値を計算で求めることができる。
12th 抗力と揚力 簡易風洞および揚力天秤を用いた実験により揚力を理解し、翼まわりの流れの可視化から翼の剥離や翼端渦を説明できる。
13th 次元解析 バッキンガムのπ定理を用いて各種の流体工学に関する式を算出できる。
14th 相似則 相似の条件とレイノルズの相似則について説明できる。
15th 相似則 フルードの相似則について説明でき、相似則に関する問題を解くことができる。
16th 答案返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal7003000100
基礎的能力000000
専門的能力7003000100
分野横断的能力000000