情報処理1

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報処理1
科目番号 1214G01 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械コース 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 いちばんやさしい Python 入門教室 (ソーテック社)
担当教員 松浦 史法

到達目標

V-A-7 機械系::情報処理
a 操作
a1. プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。

b 定数と変数
b1. 定数と変数を説明できる。
b2. 整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。

c 演算
c1. 演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。
c2. 算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。

d 入出力
d1. データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。

e 制御文
e1. 条件判断プログラムを作成できる。
e2. 繰り返し処理プログラムを作成できる。

f 配列
f1. 一次元配列(リスト、タプル、集合、辞書)を使ったプログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)
基礎的事項到達目標a, b, c, dの到達率が80%以上である。到達目標a, b, c, dの到達率が65%以上である。到達目標a, b, c, dの到達率が60%を下回らない。
制御および配列到達目標e, fの到達率が80%以上である。きる。到達目標e, fの到達率が65%以上である。到達目標e, fの到達率が60%を下回らない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学技術計算に適したプログラミング言語Pythonの文法を学び、基礎的なプログラムを作成する技能を磨く。
授業の進め方・方法:
【授業時間60時間】
注意点:
以下の「授業計画」における「到達目標」は、煩雑な記述を避けるために項目のみを列挙している。実際の到達目標は「当該欄に書かれた内容を説明できる」「当該欄に書かれた内容をプログラム化できる」ことを目標とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラムってなんだろう Lesson 1-1, 1-2, 1-3, 1-4
2週 Pythonを始めよう Lesson 2-1, 2-2, 2-3, 2-4, 2-5
3週 Pythonでプログラムを書くときのルール Lesson 3-1, 3-2, 3-3
4週 Pythonでプログラムを書くときのルール Lesson 3-4, 3-5, 3-6, 3-7
5週 Pythonでプログラムを書くときのルール
プログラムを構成する基本的な機能
Lesson 3-8, 3-9
Lesson 4-1, 4-2
6週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-3
7週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-4
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-5
10週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-5
11週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-6
12週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-7
13週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-3から7の復習
14週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-3から7の復習
15週 プログラムを構成する基本的な機能 Lesson 4-3から7の復習
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-1
2週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-2
3週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-3
4週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-4
5週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-5
6週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-5
7週 数当てゲームを作ってみよう Lesson 5-5
8週 後期中間試験
4thQ
9週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-1
10週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-2
11週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-3
12週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-4
13週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-5
14週 数当てゲームをグラフィカルにしよう Lesson 6-6
15週 numpy np.Array
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4前1
定数と変数を説明できる。4前2,前15
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4前3,前4,前5,前6,前15
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4前12,前15
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4前12,前15
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4前1,後14
条件判断プログラムを作成できる。4前10,前11
繰り返し処理プログラムを作成できる。4前10,前13,前14
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4前6,前7,前9

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合1000000100
基礎的能力000000
専門的能力1000000100
分野横断的能力000000