| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 複数の、或いは複雑な物体から成る力学系について、正しく力の図示ができ、つり合い条件を計算できる。 | 単一もしくは少数の物体から成る力学系に対し生じている力を図示し、つり合い条件を計算できる。 | 単純な力学系に対して力の図示ができず、つり合い条件を求めることができない。 |
到達目標2 | 複数の運動状態が複合している力学系に対し、正しい力学法則を適用して物体の運動を解析できる。 | 比較的単純な運動状態にある力学系に対し、力学法則を適用して物体の運動を解析できる。 | 単純な運動をしている力学系に対して状況に応じた力学法則を適用して運動を解析できない。 |
到達目標3 | 複雑な力学系に対して正しいエネルギー保存則を適用し運動を解析できるとともに動力計算ができる。 | 力学的エネルギー保存則を適用して単純な運動の解析ができるとともに動力計算ができる。 | エネルギー保存則を用いて代表的例題を解析することができない。 |
到達目標4 | 運動量と衝突現象の原理を理解し、偏心衝突を含む複雑な衝突運動を正しく解析できる。 | 運動量と衝突現象を理解し、標準的な2物体程度の向心・斜め衝突運動を解析できる。 | 運動量保存則を適用して、例題レベルの物体衝突運動を解析できない。 |
到達目標5 | 複雑な形状の物体の慣性モーメントを求めることができ、複雑な機構の運動を解析できる。 | 標準的な形状の物体の慣性モーメントを求めることができ、各種機構の運動解析に適用できる。 | 単純な形状の物体の慣性モーメントを求めることができず、各種機構の運動解析ができない。 |