| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | チームワークの意義と目的を理解し,チームの課題を自らの課題ととらえ,当事者意識をもってチーム作業に取り組むことができる. | チームメンバーの意見をよく聞き,自らの感情を抑制したり,メンバーの仕事を手伝ったりするなど,チームのために必要な行動をとることができる. | 自分の役割を重視しすぎた行動をとることもあるが,チーム内での自分の役割を認識した行動をとることができる. |
到達目標2 | 取組む課題について十分に理解しており,問題の本質を明確に理解している.適切な解決策を提案したうえで,解決策に沿った行動をとることができる. | 目標と現実とのギャップを客観的に分析・提示でき,問題の本質を理解できる.行動に結びつかないこともあるが,適切な範囲やレベルの解決策を提案できる. | 課題について理解し,やや主観的な部分もあるものの,目標とのギャップの原因となっている問題について整理,列記,構造化することができる. |
到達目標3 | 収集した情報源や引用元の信頼性・正確性への配慮が必要となることを理解したうえで,課題の解決につながる情報を取捨選択できる. | 収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより,活用すべき情報を選択できる. | 書籍,インターネット,アンケート等により必要な情報を適切に収集できる. |
到達目標4 | チームの改善につながる行動を考え実践することができる.指示待ちになることなく,自分の意思・判断によって責任を持って行動することができる. | 周囲の状況を的確にとらえ,自身の能力や長所,実現可能な行動を理解して自ら進んで行動することができる. | 実現可能性を考慮していない行動を提案する場合もあるが,周囲の状況を理解したうえでチームに必要な行動を提案し,自ら行動を起こすことができる. |
到達目標5 | 広い対象に対してわかりやすく自分の考えを伝えるための説明・表現ができる.要点をとらえた説明ができ,具体例やエビデンスを使ってプレゼンで説明することができる. | 専門外の相手であっても,相手の立場を考えた言葉を選び,自分の考えを記述・説明することができる.簡単な図表等を用いてプレゼンで説明することができる. | 専門知識を有する相手に対して自分の考えを説明・記述し伝えることができる.感情を表す表現(相づち,ボディーランゲージ,情緒的表現等)を使いながら自分の考えを説明・記述することができる. |