概要:
電子回路を学ぶ上で必要なダイオードやトランジスタ、FETなどの半導体素子の種類や構造、動作原理を学習する。また、これら半導体素子を利用した回路のうち、基本となる増幅回路を学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式だけでなく、必要に応じて反転授業、演習、実験なども組み合わせて授業を進める。
この科目は学修単位のため、事前・事後学習としてレポート等を実施する。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
これまでに習った専門分野の講義や実験の基礎知識の定着に加え、半導体素子を例にとりながら授業を進める。また、今後の回路設計などに活かせられるような内容にする。それぞれの素子や回路の特徴をその都度、理解すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 4 | 前2 |
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前3 |
FETの特徴と等価回路を説明できる。 | 4 | 前4 |
利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。 | 4 | 前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
トランジスタ増幅器のバイアス供給方法を説明できる。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
演算増幅器の特性を説明できる。 | 4 | 前15 |
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。 | 4 | 前15 |
発振回路の特性、動作原理を説明できる。 | 4 | 前15 |
変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。 | 4 | 前15 |