プログラミング実習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 プログラミング実習
科目番号 1314H11 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気コース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 教科書なし/参考:やさしく学べるC言語入門[第2版](サイエンス社),独習C(翔泳社),プログラミング言語C(共立出版)
担当教員 小松 実

到達目標

1.変数とデータ型の概念を説明でき、これらを記述できる。
2.代入,演算子,制御構造,関数の概念を理解し、プログラムを記述できる。
3.C言語で記述されたプログラムを理解し、基本的なプログラムを記述できる。
4.数値計算プログラムについて理解し,基本的なプログラムを記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)
到達目標1変数とデータ型の概念をすべて説明でき、これらを記述できる。変数とデータ型の概念を基本的に説明でき、これらを記述できる。変数とデータ型の概念の一部説明でき、これらを一部は記述できる。
到達目標2代入,演算子,制御構造,関数の概念をすべて理解し、プログラムを記述できる。代入,演算子,制御構造,関数の概念を基本的に理解し、プログラムを記述できる。代入,演算子,制御構造,関数の概念を一部理解し、プログラムを一部記述できる。
到達目標3C言語で記述されたプログラムをすべて理解し、プログラミングができる。C言語で記述されたプログラムを理解し、基本的なプログラミングができる。C言語で記述されたプログラムの一部理解でき、基本的なプログラミングが一部はできる。
到達目標4数値計算プログラムについてすべて理解し,プログラムを記述できる。数値計算プログラムについて基本的に理解し,基本的なプログラムを記述できる。数値計算プログラムについて一部理解し,プログラムを一部記述できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語によるプログラミングの知識を理解し、実際のソフトウェア作成技術を習得することを目標とする。授業は講義とともに演習室で実習を行う。状況によって他の言語の使用,高度なプログラミングを行う場合がある。
授業の進め方・方法:
授業は、説明後、各自でプログラミングを行い内容について確認していきます。時間が余れば演習課題を率先して行うようにしてください。また、授業時間中に小テストを行うこともあります。この科目は学修単位のため、事前・事後学習としてレポートやオンラインテストを実施する。
【授業時間31時間+自学自習時間15時間】
注意点:
演習課題を課すので、授業時間内に行えなかった場合は放課後等の時間を利用してプログラムを完成させること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラミング能力判定 Cプログラムについての実力を確認する。
2週 データ型・変数・式,条件判断処理 変数とデータ型の概念を説明できる。制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理などを記述できる。
3週 繰り返し処理 制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理などを記述できる。
4週 配列と文字列 配列の概念を理解し、配列を用いたプログラムを記述できる。
5週 関数 関数の概念を理解し、関数を用いたプログラムを記述できる。
6週 ポインタ ポインタの概念を理解し、ポインタを用いたプログラムを記述できる。
7週 ファイル入出力など ファイルの入出力を理解し,基礎的なプログラムを記述できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 数値計算プログラミング 数値計算の代表的なアルゴリズムについてプログラミングする。
10週 数値計算プログラミング 数値計算の代表的なアルゴリズムについてプログラミングする。
11週 数値計算プログラミング 数値計算の代表的なアルゴリズムについてプログラミングする。
12週 数値計算プログラミング 数値計算の代表的なアルゴリズムについてプログラミングする。
13週 数値計算プログラミング 数値計算の代表的なアルゴリズムについてプログラミングする。
14週 その他のプログラミング(アニメーション,ゲーム) アニメーション,ゲームなどのプログラミングについて記述する。
15週 全体の復習 全体の復習を行い,数値計算プログラミングについて確認する。
16週 前期期末試験返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前1
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前2,前3,前4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3前2,前3,前4,前5,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合70102000100
基礎的能力10000010
専門的能力5010100070
分野横断的能力100100020