到達目標
1.グループ学習において、自分のすべき行動を判断し、実行できる。
2.実験目的、原理を理解し、グループ内で適切な機材を選定して安全に実験することができる。
3.実験結果を整理分析しレポートとしてまとめると共に、プレゼンテーションで説明できる。
4.コンピュータを用いた自動計測手法の基礎について理解し、簡単な自動計測系を構築できる。
5.身近な問題を発見し、専門知識を用いて解決案を提示することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | 標準的なレベルに加え、他者の行動を促しながら実験できる。 | グループ内での役割分担を意識し、他者と協調しながら自分のすべき行動を実践できる。 | 自分のすべき行動を判断できない。 |
到達目標2 | グループ内で相談して適切な機材を選定し実験を行うことができる。 | 適宜スタッフに質問しながら適切な機材を選定し実験を行うことができる。 | グループ内で実験準備ができない。 |
到達目標3 | 実験結果を評価し、レポート、プレゼンテーションにまとめることができる。 | 実験結果を整理分析し、レポート、プレゼンテーションにまとめることができる。 | 実験結果を整理分析できない。あるいはレポート、プレゼンテーションにまとめられない。 |
到達目標4 | 目的とする自動計測系を自ら構築できる。 | コンピュータを用いた自動計測手法について説明できる。 | コンピュータを用いた自動計測手法について説明できない。 |
到達目標5 | 標準的な到達レベルにおいて発見した問題の解決案を提示できる。 | 専門知識を用いて解決可能な身近な問題を発見できる。 | 身近な問題を発見できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気電子工学に関する基礎的な物理現象を実際に観察して理解を深めることを目的とする。また、各種測定法や自動計測技術について学び、電気電子工学系の技術者として必要な素養を身につける。
授業の進め方・方法:
年間12テーマの実験を前半期、後半期に分け、1テーマ当たり6時間(実験:3時間、レポート作成・イノベーション実習:3時間)で行う。また、実験内容について筆記試験を行う。
【授業時間90時間+自学自習時間45時間】
注意点:
受講についての細かい注意事項は別途第2シラバスを配布するのでそちらを熟読しておくこと。(テーマ変更の可能性あり)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
振幅変調回路に関する実験 |
オシロスコープを用いた波形観測手法によりAM信号の特性を測定できる
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2週 |
振幅変調回路に関する実験 |
オシロスコープを用いた波形観測手法によりAM信号の特性を測定できる
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3週 |
サイリスタ(SCR)に関する実験 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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4週 |
サイリスタ(SCR)に関する実験 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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5週 |
キャベツプラン |
身近な問題を発見し、解決案を提示できる
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6週 |
キャベツプラン |
身近な問題を発見し、解決案を提示できる
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7週 |
誘導電動機の速度制御 |
誘導電動機の特性を測定でき,速度制御を行うことができる
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8週 |
誘導電動機の速度制御 |
誘導電動機の特性を測定でき,速度制御を行うことができる
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2ndQ |
9週 |
マイクロ波の伝送特性 |
電磁波の測定方法を習得し、特性を説明できる
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10週 |
マイクロ波の伝送特性 |
電磁波の測定方法を習得し、特性を説明できる
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11週 |
PLCに関する実験3 |
PLCによる実践的なシーケンス回路設計方法を習得する
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12週 |
PLCに関する実験3 |
PLCによる実践的なシーケンス回路設計方法を習得する
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13週 |
ディジタル信号処理実習 |
ディジタル信号処理について理解し、プログラムできる
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14週 |
ディジタル信号処理実習 |
ディジタル信号処理について理解し、プログラムできる
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15週 |
電気技術イノベーション実習 演習 |
仕事を依頼するための仕様書等を作成する これまでの実験について復習する
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
筆記試験 |
テーマ1から7に関する筆記試験
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2週 |
半導体のエネルギーギャップ測定 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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3週 |
半導体のエネルギーギャップ測定 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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4週 |
レーザーの基礎実験 |
レーザーの特性の基礎を理解し,説明できる。
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5週 |
レーザーの基礎実験 |
レーザーの特性の基礎を理解し,説明できる。
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6週 |
サイリスタ(TRIAC)に関する実験 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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7週 |
サイリスタ(TRIAC)に関する実験 |
半導体素子の電気的特性が測定できる
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8週 |
LabVIEWを用いたPCからの信号入出力 |
自動計測手法の基礎について理解し、説明できる 簡単な自動計測系を構築できる
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4thQ |
9週 |
LabVIEWを用いたPCからの信号入出力 |
自動計測手法の基礎について理解し、説明できる 簡単な自動計測系を構築できる
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10週 |
実験・検証・資料作成・報告 |
新テーマ実験を計画する
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11週 |
筆記試験 |
テーマ8から11に関する筆記試験
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12週 |
実験・検証・資料作成・報告 |
新テーマ実験の実施内容について検証する
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13週 |
実験・検証・資料作成・報告 |
検証内容を資料にまとめる
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14週 |
実験・検証・資料作成・報告 |
報告書・発表資料を作成する
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15週 |
全体報告会 |
取り組みについて会議で報告する
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間・定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 70 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 20 | 60 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 10 | 10 | 0 | 20 |