到達目標
１．能力向上のため、実験実習を主体的に取り組むことができる。
２．実験目的、原理を理解し、正しい手順で実験することができる。
３．測定装置の使用法を理解し、正しく使用することができる。
４．単線図を配線することができる。
５．MultisimおよびUltiboadによる電子回路基板設計ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 到達目標1 | 実験を進める過程において不明な点を自ら質問しながら、進んで実験に取り組むことができる。 | スタッフに詳細な指示を仰ぎながら実験に取り組むことができる。 | 指示を受けても実験に取り組むことができない。レポート・課題が提出されない。 |
| 到達目標2 | 実験書の内容を理解し、正しい手順で実験を行うことができる。 | 教員の指示に従って、正しい手順で実験を行うことができる。 | 正しい手順で実験できない。 |
| 到達目標3 | 測定装置の使用法、電子部品の基本特性を理解し、正しく使用することができる。 | 測定装置や電子部品を正しく使用することができる。 | 測定装置や電子部品を正しく使用できない。 |
| 到達目標4 | 選定した使用部品を配線できる。 | 単線図に基づいて、使用部品を選定できる。 | 単線図が読めない。もしくは複線図が書けない。 |
| 到達目標5 | Multisim、Ultiboradを用いて自由に基板設計ができる。 | テキストを見ながらMultisim、Ultiboradを用いて基板設計ができる。 | Multisim、Ultiboradを用いた基板設計ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気電子工学実験を実施するにあたり、その基礎となる機材（テスター、オシロスコープ）の使い方を学ぶ。次に、配置が一意に決定されない回路製作実習を行うことにより、創造力を育む。また回路製作実習後に、電気電子製図で学習した単線図を利用した電気工事士技能に関する実習を行う。さらにMultisimおよびUltiboardによる回路設計技術も習得する。これらの実習を通じて高学年での実験実習を円滑に進めるための基礎知識を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
2班に分かれて実習を行います。小さな部品をたくさん使いますが、予備部品はありませんので紛失しないように十分気をつけてください。またハンダごてや電工ナイフなど工具を使用しますので、事故や怪我のないよう取り扱いには充分気を付けてください。実習後には筆記試験を行います。やむを得ない事情により受講できなかった実験テーマは、指導教員に相談の上、当該試験日までに追実験を受ける必要があります。（テーマ変更の可能性あり）
注意点:
全ての提出物は、必ず期限までに提出すること。すべての課題の提出をもって、初めて評価を行う。その他では、毎週の実験に対する取り組み方について評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
オリエンテーション・テスタ |
基本的なテスタの使い方がわかる。
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| 2週 |
回路説明(直流電源) |
直流電源の回路を理解できる。
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| 3週 |
オシロ1(使用方法・プローブ) |
オシロスコープの基本的な使用法を理解し、プローブを正しく使用できる。
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| 4週 |
回路設計(直流電源) |
直流電源の回路を理解できる。
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| 5週 |
回路製作(直流電源) |
直流電源の回路を製作できる。
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| 6週 |
回路説明(LEDホタル) |
LEDホタルの回路を理解できる。
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| 7週 |
オシロ2(交流・高周波) |
オシロスコープを用いて、交流・高周波波形を計測できる。
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| 8週 |
回路設計(LEDホタル) |
LEDホタルの回路を設計できる。
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| 2ndQ |
| 9週 |
回路製作(LEDホタル) |
LEDホタルの回路を製作できる。
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| 10週 |
回路説明(二石ラジオ) |
二石ラジオの回路を理解できる。
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| 11週 |
修理実習 |
回路配線の修理をすることができる。
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| 12週 |
回路設計(二石ラジオ) |
二石ラジオの回路を設計できる。
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| 13週 |
回路製作(二石ラジオ) |
二石ラジオの回路を製作できる。
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| 14週 |
オシロ3(演算・ノイズ) |
オシロスコープを用いて、波形の演算や、ノイズの処理を行うことができる。
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| 15週 |
回路製作 |
適切な動作をする回路を製作することができる。
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| 16週 |
筆記試験 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
Multisim実習 |
MultiSIMをの使用方法を理解することができる。
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| 2週 |
Multisim実習 |
MultiSIMを用いて適切な回路部品の選定と配線をすることができる。
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| 3週 |
Multisim実習 |
MultiSIMを用いて回路設計をすることができる。
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| 4週 |
Multisim実習 |
MultiSIMを用いて、回路シミュレーションをすることができる。
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| 5週 |
電気工事士実習 |
電気工事用工具を適切に使用することができる。
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| 6週 |
電気工事士実習 |
電気工事用配線部品を適切に配線することができる。
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| 7週 |
電気工事士実習 |
種々の方法で複線図を配線することができる。
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| 8週 |
電気工事士実習 |
技能試験・筆記試験
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| 4thQ |
| 9週 |
CAD実習1 |
基板設計をすることができる。
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| 10週 |
CAD実習1(補習) |
基板設計をすることができる。
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| 11週 |
CAD実習2 |
基板設計に必要な部品を製作することができる。
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| 12週 |
CAD実習2(補習) |
基板設計に必要な部品を製作することができる。
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| 13週 |
課題整理 |
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| 14週 |
オシロ4 (計測基礎) |
オシロスコープを用いた発展的な計測を行うことができる。
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| 15週 |
筆記試験 |
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート・課題 | 発表 | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 0 | 40 | 40 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 0 | 40 | 40 | 0 | 0 | 80 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 |