インターンシップ

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 インターンシップ
科目番号 1714R11 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報コース 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 安野 恵実子

到達目標

1. 受入機関が社会から要求される問題を理解できる。
2. 受入機関が実践している安全や環境問題に対する対策を理解することができる。
3. エンジニアとして身につけるべき各種マナーが理解できる。
4. エンジニアとして必要な基本的コミュニケーションやプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル最低限の到達レベル
評価項目1受入機関が社会から要求される問題を理解でき、問題を多面的に捉えることができる。受入機関が社会から要求される問題を理解し、共有できる。受入機関が社会から要求される問題を理解できる。
評価項目2受入機関が実践している安全や環境問題に対する対策を理解することができ、実践できる。受入機関が実践している安全や環境問題に対する対策を理解することができ、意義を説明できる。受入機関が実践している安全や環境問題に対する対策を理解できる。
評価項目3エンジニアとして身につけるべき各種マナーが理解でき、実践できる。エンジニアとして身につけるべき各種マナーが理解し、説明することができた。エンジニアとして身につけるべき各種マナーが理解できる。
評価項目4エンジニアとして理想的なコミュニケーションやプレゼンテーションができる。エンジニアとして標準的なコミュニケーションやプレゼンテーションができる。エンジニアとして必要な最低限のコミュニケーションやプレゼンテーションができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 企業・官庁・団体等(以下受入機関)において就業体験など研修・実習を受けることにより、将来エンジニアになるための心構えや自覚を促し、また社会生活を体験することにより視野を広げることを目的とする。通常7月から8月の夏季休暇中に実施する。9月(実習後)に成果レポートを作成、提出するとともにインターンシップ成果発表会で実習成果について口頭発表する。
 この科目は、企業等で技術的な業務に従事している企業技術者の指導の下、実習を行う。
授業の進め方・方法:
注意点:
 受入機関に対して礼を失することなく、与えられた課題に対して前向きに取り組むとともに、職場で面倒を見ていただく方々に気持ちよく接することができるように心がけること。インターンシップは単なるアルバイトではないので、工業技術の専門について学ぶことはもちろんのこと、受入機関が社会からどのようなことを要求されているか、また安全や環境にどのように配慮しているかを学んでくること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. ガイダンス インターンシップの意義および内容、実施の流れを理解する。
2週 2. 実習先決定 学生の実習先受入機関を決定し、受入機関に提出する履歴書や登録書を作成する。
3週 2. 実習先決定 学生の実習先受入機関を決定し、受入機関に提出する履歴書や登録書を作成する。
4週 3. 実習前説明会 インターンシップにおける全般的な注意事項について理解する。
5週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
6週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
7週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
8週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
2ndQ
9週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
10週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
11週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
12週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
13週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
14週 4. インターンシップ実施 夏季休暇中に5日間程度の期間で受入機関の指導の元に実習および研修を受ける。インターンシップ実施終了後は実習報告書(従事日誌)および成果レポートを提出する。
15週 5. 成果報告会 インターンシップで得られた成果をまとめ、受入機関関係者や情報コース教員、クラスメイトの前で発表する。
16週 5. 成果報告会 インターンシップで得られた成果をまとめ、受入機関関係者や情報コース教員、クラスメイトの前で発表する。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合040002040100
基礎的能力0100051025
専門的能力0100051025
分野横断的能力02000102050