コンパイラ

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 コンパイラ
科目番号 1715401 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報コース 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 コンピュータサイエンスシリーズ8 コンパイラ、中井央著
担当教員 平山 基

到達目標

1. 形式言語の概念について説明できる。
2. 形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。
3. オートマトンの概念について説明できる。
4. 正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
5. コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
評価項目1形式言語とオートマトンの関係について説明でき、課題解決に応用することができる。形式言語とオートマトンの関係について説明できる。形式言語の概念について説明できる。
評価項目2形式言語を制限の多さにしたがって分類でき、課題解決に応用することができる。形式言語を制限の多さにしたがって分類できる。形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。
評価項目3オートマトンの概念について状態遷移図をもとに説明でき、課題解決に応用することができる。オートマトンの概念について状態遷移図をもとに説明できる。オートマトンの概念について説明できる。
評価項目4正規表現と有限オートマトンの関係を具体的な例を挙げて説明でき、課題解決に応用することができる。正規表現と有限オートマトンの関係を具体的な例を挙げて説明できる。正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
評価項目5コンパイラの役割と仕組みについて具体的な例を挙げて説明でき、課題解決に応用することができる。コンパイラの役割と仕組みについて具体的な例を挙げて説明できる。コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまで学んできたプログラミングなどの知識をベースとして、コンパイラがプログラムを処理するプロセスについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には教科書にそって進める。自学自習での演習を通じて理解を深めていく。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンパイラの構成 形式言語の概念について説明できる。
2週 コンパイラの構成 コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。
3週 字句解析 オートマトンの概念について説明できる。
4週 字句解析 正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
5週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
6週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
7週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
8週 【中間試験】
2ndQ
9週 意味解析 意味解析の仕組みを説明できる。
10週 意味解析 意味解析の仕組みを説明できる。
11週 実行時環境 実行時環境について説明できる。
12週 実行時環境 実行時環境について説明できる。
13週 仮想計算機とコード生成 仮想計算機の仕組みとコード生成について説明できる。
14週 仮想計算機 JVMやホスト型VM、ハイパーバイザ型VMの仕組みについて説明できる。
15週 まとめ
16週 【学年末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野システムプログラム形式言語の概念について説明できる。4
オートマトンの概念について説明できる。4
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。4
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。4

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合7030100
基礎的能力201030
専門的能力502070
分野横断的能力000