コンパイラ

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンパイラ
科目番号 1715401 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報コース 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 未来へつなぐデジタルシリーズ24 コンパイラ(共立出版)
担当教員 平山 基

到達目標

1. 形式言語の概念について説明できる。
2. 形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。
3. オートマトンの概念について説明できる。
4. 正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
5. コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
評価項目1形式言語とオートマトンの関係について説明でき、課題解決に応用することができる。形式言語とオートマトンの関係について説明できる。形式言語の概念について説明できる。
評価項目2形式言語を制限の多さにしたがって分類でき、課題解決に応用することができる。形式言語を制限の多さにしたがって分類できる。形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。
評価項目3オートマトンの概念について状態遷移図をもとに説明でき、課題解決に応用することができる。オートマトンの概念について状態遷移図をもとに説明できる。オートマトンの概念について説明できる。
評価項目4正規表現と有限オートマトンの関係を具体的な例を挙げて説明でき、課題解決に応用することができる。正規表現と有限オートマトンの関係を具体的な例を挙げて説明できる。正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
評価項目5コンパイラの役割と仕組みについて具体的な例を挙げて説明でき、課題解決に応用することができる。コンパイラの役割と仕組みについて具体的な例を挙げて説明できる。コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまで学んできたプログラミングなどの知識をベースとして、コンパイラがプログラムを処理するプロセスについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には教科書にそって進める。自学自習での演習を通じて理解を深めていく。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラムが動作する仕組み プログラムが動作する仕組みを説明できる。
2週 言語が動作する仕組み 言語が動作する仕組みを説明できる。
3週 字句解析 字句解析について説明できる。
4週 文法 プログラミング言語が満たす文法について説明できる。
5週 下向構文解析 下向構文解析の概要について説明できる。
6週 下向構文解析 下向構文解析の概要について説明できる。
7週 上向構文解析 上向構文解析の概要について説明できる。
8週 【中間試験】
2ndQ
9週 上向構文解析 上向構文解析の概要について説明できる。
10週 LALR構文解析 LALR構文解析の概要について説明できる。
11週 構文木と意味づけ 構文木と意味づけについて説明できる。
12週 コード生成 コード生成の概要について説明できる。
13週 関数・手続きの処理 関数・手続きの処理について説明できる。
14週 最適化 最適化の概要について説明できる。
15週 インタプリタと仮想計算機 インタプリタと仮想計算機について説明できる。
16週 【学年末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野システムプログラム形式言語の概念について説明できる。4
オートマトンの概念について説明できる。4
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。4
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。4

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合7030100
基礎的能力201030
専門的能力502070
分野横断的能力000