計算機基礎演習

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計算機基礎演習
科目番号 1792101 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報コース 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 平山 基,太田 健吾

到達目標

1.C言語を用いて基礎的なプログラミングができる。
2.CUIからLinuxを操作できる。
3.CUI上でのエディタによるプログラム作成とコンパイル、実行ができる。
4.Latexを使った文書作成をすることができる。
5.Gnuplotによるデータの可視化ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
評価項目1C言語を用いて目的のプログラミングができる。C言語を用いて基礎的なプログラミングができる。C言語を用いて基礎的なプログラミングができる。
評価項目2CUIからLinuxを操作し、目的の動作をさせることができる。CUIからLinuxの基本的な操作ができる。CUIからコマンドを入力できる。
評価項目3CUI上でのエディタによるプログラム作成とコンパイル・実行ができる。CUI上でのエディタによるプログラム作成とコンパイルができる。CUI上でのエディタによるプログラム作成ができる。
評価項目4Latexによる図表を含めた文書作成をすることができ、説得力のある資料を作成できる。Latexによる図表を含めた文書作成をすることができる。Latexによる文書作成をすることができる。
評価項目5Gnuplotを使って関数やデータをプロットし、ファイルに保存することができる。Gnuplotを使って関数やデータをプロットすることができる。Gnuplotを使ってデータをプロットすることができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学者や技術者に要求される情報処理の基礎を UNIX(Linux)を使用した演習を通じて学ぶ。基本的な UNIX の操作方法を理解し、文書・グラフ作成、画像加工、およびプログラム作成方法を習得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
情報技術の習得にはマニュアルの読解力や応用力が重要である。授業で学ぶことは基本的な技術であるため、自ら進んでコンピュータを使いこなせるように努力すること。
応用力を身に着けるため、課される課題や小テストは、熟考し積極的に取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド 授業概要の説明、演習室の使い方、Linuxへのログイン
2週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド ディレクトリ構成とファイル操作
3週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド プロセス管理
4週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド メタキャラクタ、アーカイブと圧縮
5週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド シェルスクリプト、Vim
6週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド リモート接続
7週 Linuxの基本操作、基本的なコマンド Linux操作のまとめ
8週 Cプログラミングの基礎 Cプログラムのコンパイルと実行
2ndQ
9週 Cプログラミングの基礎 データ型
10週 Cプログラミングの基礎 標準入出力1
11週 Cプログラミングの基礎 演算子
12週 Cプログラミングの基礎 制御構造
13週 Cプログラミングの基礎 配列・文字列
14週 Cプログラミングの基礎 標準入出力2
15週 Cプログラミングの基礎 まとめ
16週
後期
3rdQ
1週 コンピュータによる文書作成 Emacs、vi の基本操作を理解し、エディタとして使用できる。
2週 コンピュータによる文書作成 Emacs、vi の基本操作を理解し、エディタとして使用できる。
3週 コンピュータによる文書作成 LaTeX を使用し、文書を作成することができる。
4週 コンピュータによる文書作成 LaTeX を使用し、文書を作成することができる。
5週 画像の加工・編集 Tgif、GIMP を使用し、画像の加工・編集ができる。
6週 画像の加工・編集 Tgif、GIMP を使用し、画像の加工・編集ができる。
7週 画像の加工・編集 画像形式を理解し、作成した画像を文書に使用することができる。
8週
4thQ
9週 プログラム作成 II、データのグラフ化 様々なアルゴリズムをプログラムで実現することができる。
10週 プログラム作成 II、データのグラフ化 様々なアルゴリズムをプログラムで実現することができる。
11週 プログラム作成 II、データのグラフ化 様々なアルゴリズムをプログラムで実現することができる。
12週 プログラム作成 II、データのグラフ化 様々なアルゴリズムをプログラムで実現することができる。
13週 プログラム作成 II、データのグラフ化 様々なアルゴリズムをプログラムで実現することができる。
14週 プログラム作成 II、データのグラフ化 gnuplot を用いてグラフを作成することができる。
15週 プログラム作成 II、データのグラフ化 プログラムで出力したデータを gnuplot でグラフ化し、画像として保存した後、LaTeX の文書に挿入することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み状況その他合計
総合評価割合0010000100
基礎的能力00500050
専門的能力00300030
分野横断的能力00200020