到達目標
1.基本的な順序回路の設計ができる。
2.電気電子計測の基礎事項について理解し、説明できる。
3.オペアンプの動作原理とその特徴を理解し、簡単な演算回路について設計できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | 順序回路を設計することができる。 | 基本的な順序回路を設計することができる。 | 簡単な順序回路を設計することができる。 |
到達目標2 | 電気電子計測の事項について理解し、説明することができる。 | 電気電子計測の基礎事項について理解し、説明することができる。 | 電気電子計測の基礎事項について理解している。 |
到達目標3 | オペアンプの動作原理とその特徴を理解し、演算回路について設計することができる。 | オペアンプの動作原理とその特徴を理解し、演算回路について説明することができる。 | オペアンプの動作原理とその特徴を理解し、簡単な演算回路について説明することができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
回路設計の基礎的技術を理解するとともに、電気電子工学分野における基本的測定について理解を深める。
授業の進め方・方法:
ディジタル回路の代表的素子あるフリップフロップを用いたカウンタ回路等の順序論理回路の設計方法について講義する。また、演算増幅器(OA)の原理と、各種回路について講義する。さらに、電気電子計測の基礎知識(SI単位、有効数字など)や、測定値の数値的取り扱いについて講義する。
【授業時間31時間+自学自習時間60時間】
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学修としてレポート課題を実施します。
注意点:
この科目では、これまでに学習したディジタル回路基礎(2年)、ディジタル回路基礎実習(3年)などの知識を基本として、学習をすすめます。わからない場合は、これまでに学習した内容に戻って復習しておいてください。また、演習等を実施するので、各自積極的に取り組んでください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
組み合わせ論理回路の復習 |
簡単な組み合わせ論理回路の機能を説明することができる。
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2週 |
組み合わせ論理回路の復習2 |
簡単な組み合わせ論理回路を設計することができる。
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3週 |
順序回路の設計(その1) |
フリップフロップを用いた簡単なカウンタ回路の設計手順を説明することができる。
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4週 |
状態遷移図、状態遷移表 |
状態遷移図や状態遷移表を用いて、順序回路を設計することができる。
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5週 |
動作解析 |
順序回路の動作解析を行うことができる。
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6週 |
順序回路の設計(その2) |
フリップフロップを用いたカウンタ回路の設計手順を説明することができる。
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7週 |
動作解析 |
順序回路の動作解析を行うことができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
計測の単位とSI |
SI単位系と組立単位系の関係、CGS単位系の関係について説明することができる。
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10週 |
測定値の処理 |
有効数字、測定データの数値的取り扱いについて説明できる。
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11週 |
測定値の処理2 |
最小二乗法を用いて測定値を処理することができる。
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12週 |
オシロスコープ |
アナログおよびディジタルオシロスコープについて説明することができる。
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13週 |
演算増幅器(OA) |
演算増幅器の特性と基本動作について説明することができる。
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14週 |
演算増幅器(OA) |
演算増幅器(OA)の基本的な使い方について説明することができる。
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15週 |
演算増幅器(OA) |
演算増幅器(OA)を用いた簡単な演算回路について設計することができる。
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16週 |
期末試験答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 20 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 5 | 5 | 0 | 20 |
専門的能力 | 60 | 0 | 15 | 5 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |