到達目標
1. メディア情報のデジタル表現について説明できる。
2. 音声の代表的な分析・認識処理について説明できる。
3. 基本的な画像・映像処理の技法について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 |
到達目標1 | メディア情報のデジタル表現と、それらを処理するための考え方、必要な資源、機能について説明できる。 | メディア情報のデジタル表現について説明できる。 | メディア情報のデジタル表現について説明できない。 |
到達目標2 | 音声の代表的な分析・認識処理について理解し、実装できる。 | 音声の代表的な分析・認識処理について説明できる。 | 音声の代表的な分析・認識処理について説明できない。 |
到達目標3 | 基本的な画像・映像処理の技法について理解し、実装できる。 | 基本的な画像・映像処理の技法について説明できる。 | 基本的な画像・映像処理の技法について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代情報社会を代表するマルチメディアについて、メディア(音声・画像)情報のハンドリングといった観点から基本的な各種技法について学ぶとともに、音声・画像・映像処理の実習を行うことでメディア情報処理技法を修得することを目標とする。この科目は企業で画像処理システムのインテグレーションを担当していた教員が、その経験を活かし、画像処理の種類、特性、最新の業務への適応法等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
マルチメディア |
情報のディジタル化、文字、音声、画像などの複数のメディアの統合、インタラクティブ性などマルチメディアの特徴について説明できる。 マルチメディア処理の考え方、必要な資源,機能について説明できる。
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2週 |
音声処理 |
音声データのディジタル化の原理や音声ファイル形式について説明できる。
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3週 |
音声処理 |
音声データのディジタル化の原理や音声ファイル形式について説明できる。
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4週 |
静止画処理 |
光の 3 原色(Red、Green、Blue)と色の 3 原色(Cyan、Magenta、Yellow)、画素(ピクセル)、解像度、階調など、コンピュータにおける画像表現の仕組み、代表的な静止画ファイル形式の特徴を説明できる。
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5週 |
静止画処理 |
光の 3 原色(Red、Green、Blue)と色の 3 原色(Cyan、Magenta、Yellow)、画素(ピクセル)、解像度、階調など、コンピュータにおける画像表現の仕組み、代表的な静止画ファイル形式の特徴を説明できる。
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6週 |
【中間試験】 |
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7週 |
動画処理 |
フレーム、フレームレートなど、コンピュータにおける動画表現の仕組み、代表的な動画ファイル形式の特徴、動画編集の基本的な手法を説明できる。
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8週 |
動画処理 |
フレーム、フレームレートなど、コンピュータにおける動画表現の仕組み、代表的な動画ファイル形式の特徴、動画編集の基本的な手法を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
情報の圧縮・伸張 |
メディアの種類に応じた圧縮・伸張方法が利用されること、圧縮・伸張の目的、代表的な方式の特徴、仕組み、用途に応じて適切な圧縮方式を選択し、活用することを説明できる。
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10週 |
情報の圧縮・伸張 |
メディアの種類に応じた圧縮・伸張方法が利用されること、圧縮・伸張の目的、代表的な方式の特徴、仕組み、用途に応じて適切な圧縮方式を選択し、活用することを説明できる。
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11週 |
マルチメディア応用 |
マルチメディアシステムの特徴、VR(Virtual Reality:バーチャルリアリティ)、インターネット放送、ノンリニア画像編集システムなどのマルチメディア応用の例を説明できる。
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12週 |
マルチメディア応用 |
マルチメディアシステムの特徴、VR(Virtual Reality:バーチャルリアリティ)、インターネット放送、ノンリニア画像編集システムなどのマルチメディア応用の例を説明できる。
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13週 |
演習 |
基本的な音声処理の技法について実装できる。
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14週 |
演習 |
基本的な静止画処理の技法について実装できる。 基本的なメディア情報の圧縮の技法について実装できる。
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15週 |
演習 |
独自のマルチメディアシステムについて提案し、プレゼンできる。
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16週 |
【答案返却】 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | レポート課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
専門的能力 | 40 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |