コンパイラ

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コンパイラ
科目番号 0105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報コース 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 コンピュータサイエンスシリーズ8 コンパイラ、中井央著
担当教員 平山 基

到達目標

1. 形式言語の概念について説明できる。
2. 形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。
3. オートマトンの概念について説明できる。
4. 正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
5. コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1形式言語とオートマトンの関係について説明できる。形式言語の概念について説明できる。形式言語の概念について説明できない。
評価項目2形式言語を制限の多さにしたがって分類できる。形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できない。
評価項目3オートマトンの概念について状態遷移図をもとに説明できる。オートマトンの概念について説明できる。オートマトンの概念について説明できない。
評価項目4正規表現と有限オートマトンの関係を具体的な例を挙げて説明できる。正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。正規表現と有限オートマトンの関係を説明できない。
評価項目5コンパイラの役割と仕組みについて具体的な例を挙げて説明できる。コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。コンパイラの役割と仕組みについて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまで学んできたプログラミングなどの知識をベースとして、コンパイラがプログラムを処理するプロセスについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的には教科書にそって進める。自学自習での演習を通じて理解を深めていく。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンパイラの構成 形式言語の概念について説明できる。
2週 コンパイラの構成 コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。
3週 字句解析 オートマトンの概念について説明できる。
4週 字句解析 正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。
5週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
6週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
7週 構文解析 構文解析の仕組みを説明できる。
8週 【中間試験】
4thQ
9週 意味解析 意味解析の仕組みを説明できる。
10週 意味解析 意味解析の仕組みを説明できる。
11週 実行時環境 実行時環境について説明できる。
12週 実行時環境 実行時環境について説明できる。
13週 仮想計算機とコード生成 仮想計算機の仕組みとコード生成について説明できる。
14週 仮想計算機とコード生成 仮想計算機の仕組みとコード生成について説明できる。
15週 まとめ
16週 【学年末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野システムプログラム形式言語の概念について説明できる。4後1
オートマトンの概念について説明できる。4後3
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。4後2
形式言語が制限の多さにしたがって分類されることを説明できる。4後1
正規表現と有限オートマトンの関係を説明できる。4後4

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合7030100
基礎的能力201030
専門的能力502070
分野横断的能力000