到達目標
1.力のつりあいや物体の重心の概念が理解できる。
2.点の運動の概念が理解できる。
3.エネルギー保存則など、仕事とエネルギーの概念が理解できる。
4.振動の基礎理論が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1 | 力のつりあいや物体の重心の概念がきちんと理解できる。 | 力のつりあいや物体の重心の概念がほぼ理解できる。 | 力のつりあいや物体の重心の概念が理解できない。 |
到達目標2 | 点の運動の概念がきちんと理解できる。 | 点の運動の概念がほぼ理解できる。 | 点の運動の概念が理解できない。 |
到達目標3 | エネルギー保存則など、仕事とエネルギーの概念がきちんと理解できる。 | エネルギー保存則など、仕事とエネルギーの概念がほぼ理解できる。 | エネルギー保存則など、仕事とエネルギーの概念が理解できない。 |
到達目標4 | 振動の基礎理論がきちんと理解できる。 | 振動の基礎理論がほぼ理解できる。 | 振動の基礎理論が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工学の基礎の一つである力学は、建設分野の構造力学、土質力学、水理学、コンクリート構造学などの専門分野の知識を習得する上でのベースとなる重要な概念である。将来、建設分野で活躍する技術者を目指す学生にとっては、当然修得しておかなければならない概念である。本講義では、基礎的な力の概念を中心に理解を深めてもらうが、振動や地震など、特に建設の構造分野への応用事例なども必要に応じて解説する予定である。
授業の進め方・方法:
授業では出来るだけ例題を多く解説し、演習問題を自学自習課題として出題して理解を深めてもらう。必要に応じて、授業中に演習問題を解いてもらう時間なども設ける予定である。
【授業時間30時間】
この科目は学習単位科目のため、事後学習としてレポート等を実施します。
注意点:
本講義では、2年次の物理や物理実験・演習の復習と応用的な内容であるため、それらの基礎知識を十分に復習しておくことが望ましい。宿題や演習問題は、紙と鉛筆を使って自分の頭で十分に考えながら解答し、内容の理解に努めてほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
力 |
力の合成や分解などが理解できる。
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2週 |
力 |
モーメントの概念が理解できる。
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3週 |
力のつりあい |
力のつりあいが理解できる。
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4週 |
力のつりあい |
モーメントのつりあいが理解できる。
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5週 |
重心 |
重心や図心の概念が理解できる。
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6週 |
点の運動 |
点の速度や加速度の概念が理解できる。
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7週 |
運動と力 |
運動の法則や慣性力などが理解できる。
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8週 |
【前期中間試験】 |
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2ndQ |
9週 |
仕事とエネルギー |
仕事の概念が理解できる。
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10週 |
仕事とエネルギー |
エネルギーの概念が理解できる。
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11週 |
仕事とエネルギー |
エネルギー保存則の概念が理解できる。
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12週 |
振動 |
単振動の概念が理解できる。
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13週 |
振動 |
自由振動の概念が理解できる。
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14週 |
振動 |
減衰振動の概念が理解できる。
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15週 |
振動 |
強制振動や共振の概念が理解できる。
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16週 |
【前期末試験】 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 50 |
専門的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |