CAD製図

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 CAD製図
科目番号 1812101 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設コース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 長田 健吾,井上 貴文,角野 拓真

到達目標

1.CADソフトウエアの機能を説明できる
2.図形要素の作成と修正について説明できる
3.画層の管理を説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
評価項目1CADソフトウエアの機能を十分に説明できるCADソフトウエアの機能を説明できるCADソフトウエアの機能を一部説明できる
評価項目2CADを用いた図形要素の作成と修正について十分に説明できるCADを用いた図形要素の作成と修正について説明できるCADを用いた図形要素の作成と修正について一部説明できる
評価項目3画層の管理について十分説明できる画層の管理について説明できる画層の管理について少し説明できる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
CAD製図では,1年のデザイン基礎で学習したCADソフトウェアを用いた作図に関する知識を発展させ,建設系図面を描くための基礎的な知識の習得を目標とする.
授業の進め方・方法:
授業は配布する課題資料と説明に沿って,実際に各自でCADソフトウェアを操作して図面を作成する.
【授業時間30時間】
注意点:
本授業の成績は,課題提出図面90%,試験10%の割合で評価する.課題提出図面が成績評価の大半を占めるため,図面に間違いがないかしっかりと確認した上で提出すること.また,作成した図面は,後々の課題に活かされることもあるため,各自で図面を管理(保存)すること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 CADの基本
CAD基本操作
CADソフトウエアの基本的機能
図面の保存と開き方
2週 CAD基本操作 表題欄の作成
3週 CAD基本操作(基本図形の作図) 各種コマンドの操作方法の理解
4週 CAD基本操作(基本図形の作図) 各種コマンドの操作方法の理解
勾配表記の理解
5週 建設図面の作図(U型側溝の作図) 各種コマンドの操作方法の理解
6週 建設図面の作図(溝ぶた工の作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
7週 建設図面の作図(鋼管の作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
8週 中間試験(実技試験)
4thQ
9週 建設図面の作図(擁壁ブロックの作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
10週 建設図面の作図(階段断面図の作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
11週 建設図面の作図(階段断面図の作図)
建設図面の作図(主桁断面の作図)
縮尺図面作成の理解
12週 建設図面の作図(主桁断面の作図)
建設図面の作図(トラス橋の作図)
縮尺図面作成の理解
13週 建設図面の作図(トラス橋の作図)
建設図面の作図(平面図の作図)
縮尺図面作成の理解
14週 建設図面の作図(平面図の作図) 縮尺図面作成の理解
写真添付方法の理解
15週 建設図面の作図(平面図の作図) 写真添付方法の理解
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図CADソフトウェアの機能を説明できる。4後1
図形要素の作成と修正について、説明できる。4後14
画層の管理を説明できる。4後15

評価割合

中間・定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合1009000100
基礎的能力50200025
専門的能力50700075
分野横断的能力000000