都市計画

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 都市計画
科目番号 1814G01 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設コース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 わかる 都市計画/学芸出版社
担当教員 加藤 研二

到達目標

1.交通の役割,機能および調査方法について理解できる。
2.交通需要予測が理解できる。
3.道路の計画と設計が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル(可)
評価項目1世界・日本の都市計画の概要を理解し、説明ができ、その適切な問題を解くことができる。世界・日本の都市計画の概要を理解し、説明ができる。世界・日本の都市計画の概要を理解する。
評価項目2都市計画法・区域区分の概要を理解し、説明ができ、その適切な問題を解くことができる。都市計画法・区域区分の概要を理解し、説明ができる。都市計画法・区域区分の概要を理解する。
評価項目3交通の役割,機能および調査方法について理解し、説明でき,その適切な問題に解答できる。交通の役割,機能および調査方法について理解し、説明ができる。交通の役割,機能および調査方法について理解する。
評価項目4交通需要予測(4段階推定法)が理解でき,その適切な問題に解答できる。交通需要予測(4段階推定法)が理解し、説明ができる。交通需要予測(4段階推定法)を理解する。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日常的な人間生活は「住む」「働く」「憩う」「動く」の4つで表すことができ,この「住む」,「働く」,「憩う」場所が街であり,「動く」ことが交通にあたる。
良好な都市活動を推進するために都市計画は重要であるため,種々の問題とその解決策について学習し暮らしやすいまちづくりについて考える。
授業の進め方・方法:
講義方法【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
この科目は学習単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 世界の都市計画 古代・ルネサンス・バロック・理想工業都市・田園都市論について理解できる。
2週 世界の都市計画 近隣住区論・グリーンベルト・大ロンドン計画・ニュータウン・について理解できる。
3週 日本の都市計画と枠組み 国土と地域,総合開発計画について理解できる。
総合開発計画・マスタープランについて理解できる。
4週 土地利用計画 区域区分・地域計画・地区計画について理解できる。
5週 都市施設と市街地開発事業,更新計画 都市施設と市街地開発事業について理解できる。
ニュータウンの開発と更新について理解できる。
6週 都市防災・景観 都市の防災構造、景観・景観要素について理解できる。
7週 持続可能な都市構造 持続可能な都市モデル,公共交通とまちづくりについて理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 都市交通計画 都市交通計画の流れ,調査方法,計画について理解できる。
10週 交通需要予測(4段階推定法) 4段階推定法の概要,将来交通量について理解する。
11週 交通需要予測(4段階推定法) 発生交通量・集中交通量について理解する。
発生交通量・集中交通量を計算できる。
12週 交通需要予測(4段階推定法) 分布交通量(フレーター法・重力モデル)について理解する。
分布交通量(フレーター法・重力モデル)を計算できる。
13週 交通需要予測(4段階推定法) 分布交通量(フレーター法・重力モデル)を計算できる。
14週 交通需要予測(4段階推定法) 分布交通量(フレーター法・重力モデル)を計算できる。
15週 交通需要予測(4段階推定法) 交通手段分担について理解する。
配分交通量について理解する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画国土と地域の定義を説明できる。4
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。4
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。4
土地利用計画と交通計画について、説明できる。4
総合計画とマスタープランについて、説明できる。4
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。4
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。4
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。4
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。4
風景、景観と景観要素について、説明できる。4
都市の防災構造化を説明できる。4
土地区画整理事業を説明できる。4
市街地開発・再開発事業を説明できる。4
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。4
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。4
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。4

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合6004000100
基礎的能力100300040
専門的能力500100060
分野横断的能力000000