到達目標
1.地域計画およびまちづくりの意義や進め方が理解できる。
2.地域居住に必要な要件を理解でき、地域居住に影響を及ぼす社会背景と地域計画での方策が理解できる。
3.確率統計・統計的手法を用いて,地域の課題等を理解できる。
4.地域の現状を理解し課題抽出・課題解決について考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
評価項目1 | 人口減少ならびに高齢化問題について理解でき、その適切な問題を解答・説明できる。 | 人口減少ならびに高齢化問題について理解でき、その適切な問題を解答できる。 | 人口減少および高齢化問題ついて理解する。 |
評価項目2 | 地域計画およびまちづくりの意義や進め方について理解でき、その適切な問題を解答・説明できる。 | 地域計画およびまちづくりの意義や進め方について理解でき、適切な問題を回答出来る。 | 地域計画およびまちづくりついて理解する。 |
評価項目3 | 確率統計・統計的処理が理解でき、その応用問題を解答できる。 | 確率統計・統計的処理が理解できるとともに,適切な問題を解答できる。 | 確率統計・統計的処理が理解できる。 |
評価項目4 | 現状分析・最適化・評価が理解でき、その応用問題を解答できる。 | 現状分析・最適化・評価が理解できとともに、その適切な問題が解答できる。 | 現状分析・最適化・評価が理解できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
地域計画およびまちづくりの意義や進め方について理解し、地域で暮らすために何が必要なのかを考えるとともに、まちづくりにおける現在の問題とその解決策について学習するとともに、身近に起こっている問題について議論を行う。また、確率統計・統計的な処理について学習し、暮らしやすい地域やまちの条件について考える。
授業の進め方・方法:
各項目において,例題・レポート等を多く取り入れた形で授業を進める。
この科目は学習単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施します。
クリエイティブ・トレーニング・テクニック手法を用いた授業を実施いたします。
※履修人数等により,テクニック手法が変更になります.
注意点:
本授業では、地域計画の基礎を学ぶ。地域計画は、人間・生物・社会など多様な関係者が相互に関連している動的な学問分野であり
①素晴らしい地域とはどのような地域なのか
②自らが生活する地域が ”どうすれば良い地域になるのか”
③持続可能な地域はどのような地域なのか
という観点を持って授業に臨んで欲しい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地域計画・まちづくりの概要 |
少子化の現状と地域計画の関係について説明できる。
|
2週 |
地域計画・まちづくりの概要 |
高齢化の現状と地域計画の関係について説明できる。
|
3週 |
社会背景と地域計画 |
まちづくりのしくみと事例が理解できる。
|
4週 |
社会背景と地域計画 |
商店街・市街地の開発と整備が理解できる。
|
5週 |
持続可能な地域づくり |
カードゲーム等を用いて体験的に地域づくりについて理解できる。
|
6週 |
持続可能な地域づくり |
カードゲーム等を用いて体験的に地域づくりについて理解できる。
|
7週 |
確率統計と統計的処理 |
二項分布・ポアソン分布・正規分布ガンベル分布・同時確率密度関数について理解できる。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
確率統計と統計的処理 |
統計的検定を理解できる。
|
10週 |
確率統計と統計的処理 |
統計的検定を理解できる。
|
11週 |
現象分析と多変量解析 |
相関係数が理解できる。 単回帰分析が理解できる。
|
12週 |
現象分析と多変量解析 |
重回帰分析が理解できる。
|
13週 |
最適化手法 |
線形計画法(図解法・シンプレックス法)が理解できる。
|
14週 |
最適化手法 |
線形計画法(ネットワーク計画法)が理解できる。
|
15週 |
評価 |
費用便益分析について理解できる。
|
16週 |
期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 土地利用計画と交通計画について、説明できる。 | 4 | |
市街地開発・再開発事業を説明できる。 | 4 | |
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 4 | |
重回帰分析を説明できる。 | 4 | |
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。 | 4 | |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |
評価割合
| 中間・定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 20 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 10 | 10 | 0 | 50 |
専門的能力 | 30 | 0 | 10 | 10 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |