到達目標
1.日本の伝統的建築を理解し、部材名を説明できる。
2.日本の各時代の住宅について理解し説明できる。
3.西洋における各時代の代表的建築名を挙げ、その背景や特徴を理解し説明できる。
4.西洋における近代建築の背景や過程を理解し、代表的作品を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | 日本の伝統的建築について図の表現を用いて説明できる。 | 日本の伝統的建築を理解し、部材名を説明できる。 | 日本の伝統的建築について、理解が不十分で部分的にしか説明できない。 |
到達目標2 | 日本の各時代の住宅について体系的に理解し説明できる。 | 日本の各時代の住宅について理解し説明できる。 | 日本の各時代の住宅について、理解が不十分で部分的にしか説明できない。 |
到達目標3 | 西洋における各時代の代表的建築名を挙げ、その背景や特徴を体系的に理解し説明できる。 | 西洋における各時代の代表的建築名を挙げ、その背景や特徴を理解し説明できる。 | 西洋における各時代の背景や特徴について、理解が不十分で部分的にしか説明できない。 |
到達目標4 | 西洋における近代建築の背景や過程を理解し、代表的作品を複数説明できる。 | 西洋における近代建築の背景や過程を理解し、代表的作品を説明できる。 | 西洋における近代建築の背景や過程について、理解が不十分で部分的にしか説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本と西洋の建築について注目する。建築が成立するために関する背景・風土・気候・材料等の自然条件や社会制度、さらには周辺諸国がその国の建築に与えた影響について学ぶ。そして、近代建築の世界的な主流となった西洋建築の背景や成り立ちについても学ぶ。
この科目は、実務として建築設計を行ってきた一級建築士の担当教員が、その経験を活かし、授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
【授業時間30時間】
半期の前半と後半のための課題を出します。それらを加えて、最終のポートフォリオを作成し、発表会でプレゼンテーションをしてもらう予定である。
成績評価はポートフォリオと発表会でのプレゼンテーションの内容で行うものとする。
注意点:
本科目は建築士試験の受験資格要件として定めた指定科目であり、修得することにより実務経験年数などの受験資格が有利となる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
日本建築史 |
石器時代の住宅について理解し説明できる
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2週 |
日本建築史 |
神社建築について理解し説明できる
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3週 |
日本建築史 |
仏教建築について理解し説明できる
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4週 |
日本建築史 |
古代の住宅について理解し説明できる
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5週 |
日本建築史 |
城郭・茶室建築について理解し説明できる
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6週 |
日本建築史 |
中世の住宅について理解し説明できる
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7週 |
日本建築史 |
近世・現代の住宅について理解し説明できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
西洋建築史 |
古代オリエント・エジプト建築について理解し説明できる
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10週 |
西洋建築史 |
古代ギリシャ・ローマ建築について理解し説明できる
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11週 |
西洋建築史 |
ビザンチン・ロマネスク・ゴシック建築について理解し説明できる
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12週 |
西洋建築史 |
ルネサンス・バロック・ロココ建築について理解し説明できる
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13週 |
近代建築史 |
近代建築誕生前について理解し説明できる
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14週 |
近代建築史 |
近代建築運動・近代デザイン運動について理解し説明できる
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15週 |
近代建築史 |
摩天楼建築・近代主義建築について理解し説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 50 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 25 | 25 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 25 | 25 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |