CAD製図

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 CAD製図
科目番号 4206 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設コース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 長田 健吾,笹田 修司

到達目標

1.CADハードウエアの種類を理解している
2.CADソフトウエアの機能を理解している
3.図形要素の作成と修正ができる
4.画層の管理について理解している

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CADハードウエアの種類を十分理解しているCADハードウエアの種類を理解しているCADハードウエアの種類を理解していない
評価項目2CADソフトウエアの機能を十分理解しているCADソフトウエアの機能を理解しているCADソフトウエアの機能を理解していない
評価項目3図形要素の作成と修正を理解し,課題を適確に実施することができる図形要素の作成と修正ができる図形要素の作成と修正ができない
評価項目4画層の管理を理解し,画層作成を適確に行うことができる画層の管理について理解している 画 画層の管理について理解していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
CAD製図では,1年のデザイン基礎で学習したCADソフトウェアを用いた作図に関する知識を発展させ,建設系図面を描くための基礎的な知識の習得を目標とする.
授業の進め方・方法:
授業は配布する課題資料と説明に沿って,実際に各自でCADソフトウェアを操作して図面を作成する.
注意点:
本授業の成績は,課題提出図面90%,試験10%と,提出図面の提出状況と完成度が成績評価の大半を占める.図面に間違いがないかしっかりと確認した上で,遅れが生じないように提出すること.また,各週で作成した図面は,後々の課題に活かされることもあるため,各自で図面を管理(保存)すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 CADの基本
CAD基本操作
CADハードウエア,ソフトウエアの種類・機能
図面の保存と開き方
2週 CAD基本操作(基本図形の作図) 座標系の設定
表題欄の作成
3週 CAD基本操作(U型側溝の作図) 作図コマンドの操作
編集コマンドの操作
4週 CAD基本操作(基本図形の作図) 多角形の作図
5週 建設図面の作図(溝ぶた工の作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
6週 建設図面の作図(鋼管の作図) 画層の作成と管理
構築線,中心線,点線,実線の使い分け
7週 建設図面の作図(レール断面の作図) 曲線の作図
勾配表記の理解
8週 中間試験(実技試験)
4thQ
9週 建設図面の作図(正投影図の作図) 正投影図の理解
10週 建設図面の作図(主桁断面の作図) 縮尺図面作成の理解
11週 建設図面の作図(街路標準構造図の作図) 縮尺図面作成の理解
12週 建設図面の作図(街路標準構造図の作図) 縮尺図面作成の理解
13週 建設図面の作図(トラス橋の作図) 縮尺図面作成の理解
14週 建設図面の作図(学校平面図の作図) 縮尺図面作成の理解
15週 建設図面の作図(学校平面図の作図) 写真添付方法の理解
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000900100
基礎的能力500020025
専門的能力500070075
分野横断的能力0000000