水工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 水工学
科目番号 4408 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設コース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 PEL水理学 実教出版,河川工学 コロナ社
担当教員 長田 健吾

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1開水路流れの基礎方程式と等流について十分理解している開水路流れの基礎方程式と等流について理解している開水路流れの基礎方程式と等流について理解していない
評価項目2開水路不等流の基礎方程式と水面形について十分理解している開水路不等流の基礎方程式と水面形について理解している開水路不等流の基礎方程式と水面形について理解していない
評価項目3水の循環と河川の流出解析法について十分理解している水の循環と河川の流出解析法について理解している水の循環と河川の流出解析法について理解していない
評価項目4河川の治水・利水・環境に関する計画・諸問題について十分理解している河川の治水・利水・環境に関する計画・諸問題について理解している河川の治水・利水・環境に関する計画・諸問題について理解していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半は河川工学の基礎となる開水路流れの理論を学ぶ.後半は,河川地形,水循環,河川計画,河川構造物について学習する.
授業の進め方・方法:
基本となる考え方および計算方法の習得を目標とし,基礎となる数学・物理の知識に関しては復習を交えながら講義内容が理解できるように解説する.特に,前半は多くの演習課題を解くことによって開水路の理論および計算方法の理解を進める.
注意点:
計算演習を行うため,電卓を必ず持参する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 開水路の定常流 定常流の運動方程式について理解できる
常流と射流について理解できる
2週 開水路の定常流
常流と射流について理解できる
跳水について理解できる
3週 開水路の等流 平均流速公式について理解できる
4週 開水路の等流 等流の計算について理解できる
水理学的に有利な断面について理解できる
5週 開水路の不等流 不等流の基礎方程式について理解できる
一様断面水路の不等流について理解できる
6週 開水路の不等流 一様断面水路の不等流について理解できる
水面形状の分類について理解できる
7週 開水路の不等流 勾配変化部,ゲート等を有する水面形について理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 河川地形学 河川の分類と流域について理解できる
流れの作用と河道形状について理解できる
10週 河川水文学 水循環について理解できる
日本の降雨特性について理解できる
11週 河川水文学 流出過程について理解できる
流出解析法について理解できる
12週 河川水文学
河川計画
流出解析法について理解できる
河川の治水計画について理解できる
13週 河川計画 河川の治水計画について理解できる
河川の利水計画について理解できる
14週 河川計画
河川構造物
河川生態系の保全・復元について理解できる
河川堤防の役割について理解できる
15週 河川構造物 護岸工・水制工の役割について理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力200005025
専門的能力5000025075
分野横断的能力0000000