水理実験

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 水理実験
科目番号 4409 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設コース 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 プリント配布
担当教員 長田 健吾

到達目標

1.管水路の層流・乱流およびエネルギー損失-レイノルズ数の関係を理解できる.
2.三角堰による流量の測定方法について理解できる.
3.常流,射流,跳水について現象を理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1管水路の層流・乱流およびエネルギー損失-レイノルズ数の関係を十分理解できる管水路の層流・乱流およびエネルギー損失-レイノルズ数の関係を理解できる管水路の層流・乱流およびエネルギー損失-レイノルズ数の関係を理解できない
評価項目2三角堰の流量の測定方法について十分理解できる三角堰の流量の測定方法について理解できる三角堰の流量の測定方法について理解できない
評価項目3常流,射流,跳水について現象を十分理解できる常流,射流,跳水について現象を理解できる常流,射流,跳水について現象を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
水理学で講義した主な項目に関する理論の妥当性について,実験を行って確認および検証をする.
授業の進め方・方法:
水理実験室および屋外実験施設で実験を行い,その後,計算方法とレポートのまとめ方を解説する.
注意点:
実験にふさわしい服装と履き物を用意して安全に留意すること.実験器具の取り扱いにも気をつけること.計算を多く行うため,毎時間電卓を携行すること.レポート提出期限は厳守すること.実験は比較的簡単であるが,データ整理・計算が大変なので要領よく行う.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
三角堰の検定
開水路の流速分布
三角堰の流量計測について理解できる
開水路流速分布について理解できる
2週 三角堰の検定
開水路の流速分布
三角堰の流量計測について理解できる
開水路流速分布について理解できる
3週 三角堰の検定
開水路の流速分布
三角堰の流量計測について理解できる
開水路流速分布について理解できる
4週 管水路の流れと損失水頭
開水路常流の水面形計測と計算
管水路の流れ(層流・乱流)と摩擦損失について理解できる
開水路水面形とその計算方法について理解できる
5週 管水路の流れと損失水頭
開水路常流の水面形計測と計算
管水路の流れ(層流・乱流)と摩擦損失について理解できる
開水路水面形とその計算方法について理解できる
6週 管水路の流れと損失水頭
開水路常流の水面形計測と計算
管水路の流れ(層流・乱流)と摩擦損失について理解できる
開水路水面形とその計算方法について理解できる
7週 オリフィスの流出
跳水を含む開水路水面形の計測
オリフィスの流出過程について理解できる
跳水現象とエネルギー損失について理解できる
8週 オリフィスの流出
跳水を含む開水路水面形の計測
オリフィスの流出過程について理解できる
跳水現象とエネルギー損失について理解できる
4thQ
9週 期末試験
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20000800100
基礎的能力500020025
専門的能力1500060075
分野横断的能力0000000