建築設計製図1

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築設計製図1
科目番号 4417 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設コース 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 名作住宅で学ぶ建築製図(学芸出版社)
担当教員 池添 純子,新居 照和

到達目標

1.木造住宅の立面図・断面図の意味と描き方を理解している。
2.木造住宅の1/50程度の平面図を描くことができる。
3.木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細を理解し,図面として表現できる。
4.設計する行為の意義や責任、面白さを感得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1木造住宅の立面図・断面図の意味と描き方を理解しており、図面を描くことができる。木造住宅の立面図・断面図の意味と描き方を理解している。木造住宅の立面図・断面図の意味や描き方を理解していない。
到達目標2木造住宅の平面図が理解できており、内容の説明も的確で必要な縮尺の平面図を描くことができる。木造住宅の平面図が理解できており、1/50程度の平面図を描くことができる。木造住宅の平面図が理解できておらず、1/50程度の平面図を描くことができない。
到達目標3木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細を十分に理解し,説明や必要な詳細図面で表現できる。木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細を理解し,図面として表現できる。木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細の理解が不十分で,図面として表現できない。
到達目標4木材や建築材料を構成して、いい住環境をつくる感性や想像力を持とうとする問題意識を持っている。設計行為は総合的な知識が問われ、作業量は多いが、創作的な要素が大きくて、面白そうに思える。何がいい環境であったり、魅力的な住環境なのか、問題意識や興味、感受性をもたない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3年科目の建築製図で行った木造住宅の平面図のトレースに引き続き、立面図・断面図を描き、2次元の図面から3次元の空間をイメージできるようにするとともに設計を通して、木造住宅の理解と魅力を育む機会にする。そのために、より詳細を表現する縮尺での平面図を描き、さらに木造住宅の模型づくりや詳細図のトレースを行うことにより、木造建築の壁・天井・床によって隠されている木構造の仕組みを理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
本科目は建築士試験の受験資格要件として定めた指定科目であり、修得することにより実務経験年数などの受験資格が有利となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 木造住宅とは 授業ガイダンスと課題説明を受け、授業内容を理解する
2週 木造住宅設計図のトレース 基本設計図、平面図、立面図、断面図について理解し、図面トレースができる
3週 木造住宅設計図のトレース 基本設計図、平面図、立面図、断面図について理解し、図面トレースができる
4週 木造住宅設計図のトレース 基本設計図、平面図、立面図、断面図について理解し、図面トレースができる
5週 木造住宅設計図のトレース 基本設計図、平面図、立面図、断面図について理解し、図面トレースができる
6週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
7週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
8週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
2ndQ
9週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
10週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
11週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
12週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
13週 木造住宅詳細図 軸組図、伏せ図、短形図を理解し、木造詳細図が描ける
14週 木造住宅の模型づくり 木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細などの木構造の仕組みを理解し、説明できる
15週 木造住宅の模型づくり 木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細などの木構造の仕組みを理解し、説明できる
16週 木造住宅の模型づくり 木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細などの木構造の仕組みを理解し、説明できる
後期
3rdQ
1週 木造住宅の模型づくり 木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細などの木構造の仕組みを理解し、説明できる
2週 木造住宅の模型づくり 木造の軸組・基礎構造・床組・小屋組・壁面詳細などの木構造の仕組みを理解し、説明できる
3週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
4週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
5週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
6週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
7週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
8週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
4thQ
9週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
10週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
11週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
12週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
13週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
14週 木造住宅の設計 これまでの学習内容を活かしながら、自らが夢を描き、設計、デザインをする能力を育む
15週 プレゼンテーション 自らが設計、デザインした住宅について、プレゼンテーションする能力を育む
16週 プレゼンテーション 自らが設計、デザインした住宅について、プレゼンテーションする能力を育む

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合0000100100
基礎的能力000000
専門的能力0000100100
分野横断的能力000000