創造化学セミナー

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 創造化学セミナー
科目番号 1413902 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 化学コース 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 中村 厚信,小西 智也,大田 直友,大谷 卓,鄭 涛,上田 康平,杉山 雄樹,江連 涼友

到達目標

1.化学分野の様々な技術情報を知り、文章にまとめることができる。
2.企業活動とはどういうものかを知り、文章にまとめることができる。
3.得られた知識をもとに、イベントなどの企画・実施・報告などを協同して行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
評価項目1技術情報を理解し、自らの考察を含めて文章にまとめることができる。技術情報を理解し、その内容を文章にまとめることができる。技術情報の基本的な事項を理解し、その事項を文章にまとめることができる。
評価項目2企業活動を理解し、自らの考察を含めて文章にまとめることができる。企業活動を理解し、その内容を文章にまとめることができる。企業活動の基本的な事項を理解し、その事項を文章にまとめることができる。
評価項目3企画書としてまとめた上、その内容をわかりやすく発表することができる。企画書としてまとめ、発表することができる。イベント企画内容を発表することができる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 化学分野の先端知識、さらに現在の化学企業の活動についての知識を得る。具体的には本校化学コース教員などからの専門分野の講義、そして化学企業の社員からの企業活動の講義を受ける。さらに得られた知識をもとに、異なる学年と協同してイベントなどの企画・実施・報告を行う。
授業の進め方・方法:
 化学コース教員及び外部講師(企業及び大学等)による講義形式により化学分野の先端知識、及び企業活動についての知識を得る。イベント企画に関しては、グループ分けした上、教員がファシリテーターを担当する。
注意点:
 イベント企画は、あらかじめスケジュールを立てて、決められた授業回数を計画的に使うこと。なお、イベントの実施においては、授業時間外となる場合がある。また、講義とイベントの企画・立案の順番や実施回数は状況によっては変わることがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本授業の目的について理解できる。
2週 イベントの企画・立案 年齢や性別の異なるグループの中で自分の役割を考え、コミュニケーション能力を身につける
3週 化学コース教員による講義 講演者が専門とする分野の背景と現在の問題点を理解できる
4週 イベントの企画・立案 年齢や性別の異なるグループの中で自分の役割を考え、コミュニケーション能力を身につける
5週 外部講師による講義 講演者の話を聞き、進路について考えることができる
6週 化学コース教員による講義 講演者が専門とする分野の背景と現在の問題点を理解できる
7週 外部講師による講義 講演者の話を聞き、進路について考えることができる
8週 外部講師による講義 講演者の話を聞き、進路について考えることができる
2ndQ
9週 化学コース教員による講義 講演者が専門とする分野の背景と現在の問題点を理解できる
10週 外部講師による講義 講演者の話を聞き、進路について考えることができる
11週 イベントの企画・立案 年齢や性別の異なるグループの中で自分の役割を考え、コミュニケーション能力を身につける
12週 外部講師による講義 講演者の話を聞き、進路について考えることができる
13週 化学コース教員による講義 講演者が専門とする分野の背景と現在の問題点を理解できる
14週 イベント案のまとめ グループの一員として、物事の完成に協同して取り組める
15週 イベント案の発表 グループの一員として、物事の完成に協同して取り組める
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。2
企業には社会的責任があることを認識している。2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。2
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2

評価割合

レポート講演報告書ポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合303010300100
基礎的能力101000020
専門的能力1020015045
分野横断的能力1001015035