| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
1.分析化学的な視点 | 定量・定性分析について説明できる。実験の目的に応じて、定量・定性分析を使い分けられる。実験器具がもつ不確かさを考慮した上で実験計画を立てられる。 | 定量・定性分析について説明できる。資料や助言があれば、実験器具がもつ不確かさを考慮した上で実験計画を立てられる。 | 定量・定性分析について説明できる。実験器具がもつ不確かさについて説明できる。 |
2.誤差および数値の取り扱い | 実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | 資料や助言があれば、実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | 標準偏差、信頼区間など基本的な語句の意味や計算を行うことができる。 |
3.検定手法、検量線の取り扱い | 実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | 資料や助言があれば、実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | T検定、最小二乗法など基本的な語句の意味や計算を行うことができる。 |
4.試料採取における誤差 | 実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | 資料や助言があれば、実験値を統計的な考え方に基づき、実験結果を記述・解釈できる。 | 実験結果に対して、試料採取の段階で生じる誤差がどのような影響を与えるか説明できる。 |
5.溶液内の化学平衡論 | 化学平衡の考え方を学び、教科書の例題を9割以上解くことができる。 | 化学平衡の考え方を学び、教科書の例題を7割以上解くことができる。 | 化学平衡の考え方を学び、教科書の例題を5割以上解くことができる。 |
6.機器分析 | 分析機器により得られる結果は、試料採取から試料調製、測定、測定結果の統計的な処理の結果であり、そのすべての段階を把握しておかなければ正確な結果を得ることはできないことを説明できる。各分析機器の基本構造および特徴を正確に説明できる。 | 分析機器により得られる結果は、試料採取から試料調製、測定、測定結果の統計的な処理の結果であり、そのすべての段階を把握しておかなければ正確な結果を得ることはできないことを説明できる。各機器分析の持つ特徴を説明できる。 | 分析機器により得られる結果は、試料採取から試料調製、測定、測定結果の統計的な処理の結果であり、そのすべての段階を把握しておかなければ正確な結果を得ることはできないことを説明できる。復習すれば、各機器分析の持つ特徴を説明できる。 |