環境科学概論

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境科学概論
科目番号 5307 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 化学コース 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 改訂6版環境社会検定試験eco検定公式テキスト,東京商工会議所,日本能率協会マネジメントセンター
担当教員 大田 直友

到達目標

1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を説明できる.
2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できる.
3.地球温暖化、エネルギー問題、生物多様性、循環型社会、化学物質、放射能,地域や地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法,環境教育、環境影響評価について現状と課題を説明できる.
5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を説明できる.1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を詳細に説明できる. 1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を説明できる. 1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を説明できない.
2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できる.2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を詳細に説明できる.2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できる.2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できない.
3.地球温暖化、エネルギー問題、生物多様性、循環型社会、化学物質、放射能,地域や地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.3.地球温暖化、エネルギー問題、生物多様性、循環型社会、化学物質、放射能,地域や地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を詳細に説明できる.3.地球温暖化、エネルギー問題、生物多様性、循環型社会、化学物質、放射能,地域や地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.3.地球温暖化、エネルギー問題、生物多様性、循環型社会、化学物質、放射能,地域や地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できない.
4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法,環境教育、環境影響評価について現状と課題を説明できる.4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法,環境教育、環境影響評価について現状と課題を詳細に説明できる.4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法,環境教育、環境影響評価について現状と課題を説明できる.4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法,環境教育、環境影響評価について現状と課題を説明できない.
5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できる. 5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,詳細に説明できる. 5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できる. 5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境と経済の両立をさせた「持続可能な社会」を担える人物の育成に向けて,幅広い知識を身につける。持続可能性の歴史や行動計画,地球や環境問題の概要,持続可能な社会実現に向けたアプローチ,各主体の役割について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義・自習・小テスト
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 持続可能性と環境問題との歴史 1.持続可能性を理解し、環境問題の歴史を説明できる.
2週 地球の基礎知識
2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できる.
3週 社会の現状:人口,経済,食料,資源,貧困 2.地球の物理・化学・生物的特徴や環境に関する社会の現状と課題を説明できる.
4週 地球温暖化 3.地球温暖化について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
5週 エネルギー問題 3.エネルギー問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
6週 生物多様性とその危機 3.生物多様性について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
7週 地球規模の環境問題 3.地球規模の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
8週 中間試験 満点を目指す
2ndQ
9週 循環型社会 3.循環型社会について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
10週 地域の環境問題 3.地域の環境問題について環境保全の視点から現状と課題を説明できる.
11週 化学物質・放射能 3.化学物質、放射能について環境保全の視点から現状と課題を説明できる
12週 環境保全の基本原則、計画、環境基準、手法 4.環境保全の基本原則、計画、環境基準、環境保全の手法ついて現状と課題を説明できる.
13週 環境教育、環境影響評価 4.環境教育、環境影響評価について現状と課題を説明できる.
14週 行政、企業の役割 5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できる.
15週 個人、NPOの役割 5.環境保全における行政,企業,市民の協働およびそれぞれの役割を理解し,説明できる.
16週 期末試験 満点を目指す

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合60200020100
評価方法60200020100