電子回路

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電子回路
科目番号 1555200 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専門共通科目(本科) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 電子回路概論(実教出版)
担当教員 藤原 健志,長谷川 竜生

到達目標

1.半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の構造および動作原理が説明できる。
2.トランジスタの等価回路を描き、説明できる。
3.トランジスタ等による小信号増幅回路の設計ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベル(可)
到達目標1 半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の構造および動作原理が説明できる。半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の構造および動作原理を理解し、説明できる。半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の構造および動作原理が説明できる。半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の構造が説明できる。
到達目標2 トランジスタの等価回路を描き、説明できる。トランジスタの等価回路を用いて増幅率が計算できる。トランジスタの等価回路を描き、説明できる。トランジスタの等価回路が描ける。
到達目標3 トランジスタ等による小信号増幅回路の設計ができる。トランジスタ等による小信号増幅回路の設計ができ、素子を選択できる。トランジスタ等による小信号増幅回路の設計ができる。トランジスタ等による小信号増幅回路について説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電子回路を学ぶ上で必要なダイオードやトランジスタ、FETなどの半導体素子の種類や構造、動作原理を学習する。また、これら半導体素子を利用した回路のうち、基本となる増幅回路を学習する。
授業の進め方・方法:
講義形式だけでなく、必要に応じて反転授業、演習、実験なども組み合わせて授業を進める。
この科目は学修単位のため、事前・事後学習としてレポート等を実施する。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
すでに電気回路および電気磁気学の知識を習得していることが望ましい。これらの知識をもとに授業を進めるため、その都度必要な基礎知識は事前に勉強しておくようにしてください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電子回路素子 半導体について理解する。
2週 電子回路素子 半導体について理解する。
3週 電子回路素子 ダイオードの基本動作について理解する。
4週 電子回路素子 ダイオードの基本動作について理解する。
5週 電子回路素子 トランジスタの基本動作について理解する。
6週 電子回路素子 トランジスタの基本動作について理解する。
7週 電子回路素子 FETやその他の半導体素子の種類や特徴を理解する。
8週 電子回路素子 集積回路の製造方法や特徴を理解する。
2ndQ
9週 【中間試験】
10週 増幅回路の基礎 増幅の原理や増幅回路の基礎について理解する。
11週 増幅回路の基礎 トランジスタのバイアス回路を理解する。
12週 増幅回路の基礎 小信号増幅回路の基本特性を理解する。
13週 増幅回路の基礎 トランジスタの小信号増幅回路の基本特性を理解する。
14週 増幅回路の基礎 トランジスタの小信号増幅回路の基本特性を理解する。
15週 増幅回路の基礎 FETによる小信号増幅回路の基本特性を理解する。
16週 【期末試験】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合6004000100
基礎的能力100100020
専門的能力500300080
分野横断的能力000000