建設材料学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建設材料学
科目番号 1555402 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専門共通科目(本科) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図解入門土木技術者のための建設材料の基本と仕組み(秀和システム)
担当教員 角野 拓真

到達目標

1.建設材料全般の分類、基本的性質、規格等を理解して基本事項が説明できる。
2.コンクリートの種類、基本的性質、特徴等を理解して基本事項が説明できる。
3.鉄鋼、アスファルト、高分子材料、木材等の種類、特徴、規格等を理解して基本事項が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
到達目標1建設材料全般の分類、規格、基本的性質等を理解して的確な説明ができる。建設材料全般の分類、規格、基本的性質等を理解して基本事項が説明できる。建設材料全般の分類、規格、基本的性質等の基本事項が説明できる。
到達目標2コンクリート(セメント、骨材、混和材料等)の種類、特徴等を理解して説明ができ、問題提起や用途提案ができる。コンクリート(セメント、骨材、混和材料等)の種類、特徴等を理解して説明ができる。コンクリート(セメント、骨材、混和材料等)の種類、特徴等の説明ができる。
到達目標3鉄鋼、アスファルト、高分子材料、木材等の種類、特徴、規格等を理解して説明ができ、問題提起や用途提案ができる。鉄鋼、アスファルト、高分子材料、木材等の種類、特徴、規格等を理解して基本事項が説明できる。鉄鋼、アスファルト、高分子材料、木材等の種類、特徴、規格等の基本事項が説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 安全性、使用性、復旧性等が要求される構造物の設計、施工および維持管理を行う技術者は、建設材料に関する知識の習得が必要となる。実務においては、機能性、経済性等に配慮しつつ、社会のニーズに応じた建設材料の使用が求められる。本科目は、講義主体の座学であり、建設事業で使用される主要材料に関する専門的な基礎知識を習得するとともに、学習習慣等を高めるためのものである。
授業の進め方・方法:
【授業時間31時間+期末試験+自学自習時間60時間】
 この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポート等を実施します。
注意点:
 本科共通の副専門科目として新設された本科目は、建設材料の基礎知識を習得するものであり、建設分野における重要な基礎科目である。社会基盤整備に用いられる多種多様な材料に関する事項を学習するため、個々をばらばらに暗記するのではなく、身の回りにある社会基盤施設と関連付けて学習することが大切となる。また、機械、電気、化学等に関連する事項も多いため、将来につながることを期待したい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
土木構造物と建設材料
建設材料全般の分類や基本的性質、ならびに土木構造物との関連を理解し、基本事項を説明できる.
2週 土木構造物と建設材料 建設材料全般の分類や基本的性質、ならびに土木構造物との関連を理解し、基本事項を説明できる.
3週 コンクリートの基本的性質 コンクリートの基本的性質を理解し、基本事項が説明できる。
4週 コンクリートの力学的性質とその特徴 コンクリートの力学的性質とその特徴を理解し、基本事項が説明できる。
5週 コンクリートの力学的性質とその特徴 コンクリートの力学的性質とその特徴を理解し、基本事項が説明できる。
6週 コンクリートの性能と配合設計 コンクリートの性能と配合設計方法を理解し、基本事項が説明できる。
7週 コンクリートの性能と配合設計 コンクリートの性能と配合設計方法を理解し、基本事項が説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却
鉄鋼の性質とその特徴
鉄鋼の種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
10週 鉄鋼の性質とその特徴 鉄鋼の種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
11週 アスファルトの性質と特徴 アスファルトの種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
12週 アスファルトの性質と特徴 アスファルトの種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
13週 高分子材料の性質と特徴 高分子材料の種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
14週 高分子材料の性質と特徴 高分子材料の種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
15週 木材および石材の性質とその特徴 木材および石材等の種類、特徴、規格等を理解し、基本事項が説明できる。
16週 (期末試験)答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合7003000100
基礎的能力200100030
専門的能力300100040
分野横断的能力200100030