物理化学4

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 物理化学4
科目番号 1555504 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専門共通科目(本科) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 Professional Engineer Library 物理化学(実教出版)
担当教員 本田 晴香

到達目標

1. 熱力学第一法則を説明でき、関連した問題について、定量的に解を求めることができる。
2. 熱力学第二法則、エントロピーを説明でき、状態変化の方向と平衡条件を記述できる。
3. 相平衡と溶液に関する各種法則を説明でき、これらの法則を適用して定量的解を得ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル最低限の到達レベル
到達目標1熱力学第一法則を詳しく説明でき、関連した問題について、定量的に解を求めることができる。熱力学第一法則の概要を説明でき、関連した問題について、定量的に解を求めることができる。熱力学第一法則を部分的に説明でき、反応熱を求めることができる。
到達目標2熱力学第二法則、エントロピーを詳しく説明でき、状態変化の方向と平衡条件を記述できる。熱力学第二法則、エントロピーの概要を説明でき、状態変化の方向と平衡条件を記述できる。熱力学第二法則、エントロピーを部分的に説明でき、状態変化の方向と平衡条件を記述できる。
到達目標3相平衡と溶液に関する各種法則を全て説明でき、これらの法則を適用して定量的解を得ることができる。相平衡と溶液に関する各種法則の概要を説明でき、これらの法則を適用して定量的解を得ることができる。相平衡と溶液に関する法則の一部を説明でき、法則を適用して定量的解を得ることができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
熱力学は、熱、仕事、および平衡状態にある系のエネルギー量の相互関係を研究する学問である。化学では、熱力学は、特定の反応がエネルギー的に可能かどうかの情報を提供する。本講義では、熱力学の基本的な法則、および熱力学の化学への応用(反応熱、化学平衡)について理解することを目的とする。学生は熱力学の基本概念を学び、熱力学の法則を適用する方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。教科書を使って進め、演習問題を解く。講義の冒頭に、前の講義に対する質問の解説を行うことがある。講義中に課題を配布するので、解いて提出する。最終成績は以下のように評価する。
中間・期末試験(持ち込み不可) 60%
ポートフォリオ(課題提出) 40%
これらの総合点100点満点中60点以上で合格とする。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】講義の進度に合わせ、6時間×10回分(中間試験までに5回、期末試験までに5回)の自学自習課題を設定している。
講義の進め方、成績評価、課題提出については、オリエンテーションで説明する。
注意点:
講義終了時に、専用のフォーム(Microsoft forms)から質問を送信する。テキスト、ノート、関数電卓、スマートフォンを毎回持参する。課題の提出が遅れた場合、減点することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション/物理化学の基礎知識 単位の換算ができる。用語を説明できる。
2週 熱力学第一法則 1 熱力学第一法則が説明できる。
3週 熱力学第一法則 2 内部エネルギー、エンタルピー、仕事が計算できる。
4週 熱力学第一法則 3 反応熱が計算できる。
5週 熱力学第二法則 1 熱力学第二法則が説明できる。
6週 熱力学第二法則 2 エントロピーを説明でき、計算できる。
7週 熱力学第三法則 熱力学第三法則が説明できる。
8週 【中間試験】
4thQ
9週 中間試験の返却と解説/自由エネルギー ギブスエネルギー、ヘルムホルツエネルギーを用いて、変化の方向や平衡状態を説明できる。
10週 化学ポテンシャル 化学ポテンシャルについて説明できる。
11週 相平衡と溶液 1 ギブスの相律とクラウジウス-クラペイロンの式を説明でき、関連する計算ができる。
12週 相平衡と溶液 2 ラウールの法則について説明でき、理想溶液に関連する計算ができる。
13週 相平衡と溶液 3 ヘンリーの法則について説明でき、理想希薄溶液に関連する計算ができる。
14週 相平衡と溶液 4 活量の定義について説明でき、実在溶液に関連する計算ができる。
15週 相平衡と溶液 5 束一的性質を説明でき、関連する計算ができる。
16週 【期末試験/試験返却と解説】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間・期末試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合6004000100
基礎的能力200100030
専門的能力300200050
分野横断的能力100100020