比較文化論

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 比較文化論
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 専攻科共通(平成30年度以前入学生) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 【教科書】使用しない。適宜、プリント資料を配付する。 【参考書】菊と刀(講談社学術文庫)
担当教員 藤居 岳人

到達目標

1.東アジアを中心とする国際社会の歴史(特に近現代)の学習を通して、周囲の文化に対する理解を深められる。
2.日本と中国との文化の比較を通して、日本人としての自覚を高め、その類似点・相違点を説明することができる。
3.中国語会話の練習を通して、言語の方面から異文化に対する関心を深められる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1東アジア地域を含む国際社会の歴史(特に近現代)について詳細に説明できる。東アジア地域を含む国際社会の歴史(特に近現代)について、その概要を説明できる。東アジア地域を含む国際社会の歴史(特に近現代)について十分に説明できない。
到達目標2日本文化と中国文化との類似点・相違点を詳細に説明できる。日本文化と中国文化との類似点・相違点について、その概要を説明できる。日本文化と中国文化との類似点・相違点について十分に説明できない。
到達目標3中国語会話の基礎(スピーキング・ヒアリング)について、十分に実践できる。中国語会話の基礎(スピーキング・ヒアリング)について、最低限実践できる。中国語会話の基礎(スピーキング・ヒアリング)について、十分には実践できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
異文化と比較することによって、自分自身が基底とする日本文化に対する意識を高める。本講義では、特に日本以外の東アジア地域(中国・朝鮮等)の文化と日本文化との類似点・相違点に関する問題をいくつか取り上げて概説する。特に時事問題をできる限り取り上げて、国際社会に生きる技術者としての自覚を高めてもらいたい。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式だけれども、各時間でテーマを設定して議論もしてゆきたい。
注意点:
毎回の予習・復習をしっかりしてもらいたい。また、中国語会話の練習は、適宜、講義時間中にさしはさむ。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・異文化を比較することの意味 ・文化の比較の必要性・留意点について、説明できる。
2週 ・異文化を比較することの意味 ・文化の比較の必要性・留意点について、説明できる。
3週 ・異文化を比較することの意味 ・日本文化と中国文化との相違点について、その具体例を説明できる。
4週 ・中国と台湾と ・中華人民共和国を中心とした東アジア近現代史の流れについて、その概要を説明できる。
5週 ・中国と台湾と ・台湾を中心とした東アジア近現代史の流れについて、その概要を説明できる。
6週 ・日本語と中国語と ・主に漢字について日本語・中国語の類似点・相違点について説明できる。
7週 ・日本語と中国語と ・主に漢字について日本語・中国語の類似点・相違点について説明できる。
8週 ・中国・朝鮮と儒教文化と ・中国・日本を例に、伝統的な儒教文化の影響の有無について説明できる。
2ndQ
9週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国文化の日本文化への影響について、具体例を用いてその概要を説明できる。
10週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国文化の日本文化への影響について、具体例を用いてその概要を説明できる。
11週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国語会話の基礎練習を通して、初歩的会話ができる。
12週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国語会話の基礎練習を通して、初歩的会話ができる。
13週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国語会話の基礎練習を通して、初歩的会話ができる。
14週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国語会話の基礎練習を通して、初歩的会話ができる。
15週 ・日本の文化と中国の文化と ・中国語会話の基礎練習を通して、初歩的会話ができる。
16週 【答案返却時間】

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合6000040100
基礎的能力500003080
専門的能力000000
分野的横断能力100001020