言語と文学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 言語と文学
科目番号 0009 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 専攻科共通(平成30年度以前入学生) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅠ・Ⅱ(阿南高専)
担当教員 坪井 泰士,錦織 浩文

到達目標

1.近代の小説・評論、日本語などの特徴をとらえ、説明できる。
2.理解したことを効果的に伝える方法を考え、社会で活用できるファシリテーションを実践できる。
3.代表的な和歌文学について特徴を理解し、説明できる。
4.小説・評論等について、言葉の時代背景を含めて鑑賞できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代の小説・評論、日本語などの特徴をとらえ、適切に説明できる。近代の小説・評論、日本語などの特徴をとらえ、説明できる。近代の小説・評論、日本語などの特徴をとらえた説明に欠ける。
評価項目2効果的に伝える方法を考え、実践をとおして社会で活用できるファシリテーションを整理できる。効果的に伝える方法を考え、社会で活用できるファシリテーションを実践できる。効果的に伝える方法を考え、社会で活用できるファシリテーションを実践することに欠ける。
評価項目3代表的な和歌文学について、和歌史における位置を理解し、特徴を説明できる。代表的な和歌文学について特徴を理解し、説明できる。代表的な和歌文学についての特徴の理解、説明に欠ける。
評価項目4小説・評論等について、言葉の時代的背景や現代との関連性について説明できる。小説・評論等について、言葉の時代的背景について説明できる。小説・評論等について、言葉の時代的背景についての説明に欠ける。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本文学の作品と表現を中心的対象として、著者および作品の執筆された時代背景、作品の表現・構成、表現効果などの観点から主題を理解する能力を培う。また、その理解を伝え合う経験を通して、論理的な理解とコミュニケーションの能力、主体的表現、合意形成の力を深める。
授業の進め方・方法:
注意点:
日本語総合、日本語の表現を履修していることが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 万葉集(讃歌) 讃歌の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
2週 万葉集(短歌連作) 短歌連作の方法を理解し、実作を通して確かめることができる。
3週 万葉集(相聞) 相聞の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
4週 万葉集(挽歌) 挽歌の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
5週 古今集と新古今集 古今集、新古今和歌集の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
6週 近代短歌 代表的な近代短歌の意味を理解し、実作を通して確かめることができる。
7週 現代短歌 代表的な現代短歌の意味を理解し、実作を通して確かめることができる。
8週 近代小説 著者および作品の執筆された時代背景、作品の表現・構成、表現効果などの観点から主題を理解する。
2ndQ
9週 近代小説 著者および作品の執筆された時代背景、作品の表現・構成、表現効果などの観点から主題を理解する。
10週 近代小説 主題への理解の共有をとおして,論理的な理解とコミュニケーションの能力、主体的表現、合意形成の力を深める。
11週 ファシリテーション 社会的テーマについて、情報の収集・整理にもとづき、ファシリテーションできる。
12週 ファシリテーション 社会的テーマについて、情報の収集・整理にもとづき、ファシリテーションできる。
13週 ファシリテーション 社会的テーマについて、情報の収集・整理にもとづき、ファシリテーションできる。
14週 ファシリテーション ファシリテーション手法について、他のコミュニケーションとの相違点をふまえて整理し、説明できる。
15週 前期中間試験
16週 前期末試験答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題発表その他合計
総合評価割合35035300100
基礎的能力2503515075
専門的能力000000
分野横断的能力100015025