応用解析学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用解析学
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 専攻科共通(平成30年度以前入学生) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 演習と応用 微分方程式(サイエンス社)/工科の数学 微分方程式・フーリエ解析(培風館)
担当教員 杉野 隆三郎

到達目標

1.微分積分の応用について理解し、その基礎的な計算ができる。
2.フーリエ変換、ラプラス変換を理解し、その基礎的な計算ができる。
3.微分方程式の解集合を理解し、その基礎的な計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微分積分の応用について理解し、その基礎的な計算ができ、応用できる。微分積分の応用について理解し、その基礎的な計算ができる。微分積分の応用について理解し、その基礎的な計算ができない。
評価項目2フーリエ変換、ラプラス変換を理解し、その基礎的な計算ができ、応用できる。フーリエ変換、ラプラス変換を理解し、その基礎的な計算ができる。フーリエ変換、ラプラス変換を理解し、その基礎的な計算ができない。
評価項目3微分方程式の解集合を理解し、その基礎的な計算ができ、応用できる。微分方程式の解集合を理解し、その基礎的な計算ができる。微分方程式の解集合を理解し、その基礎的な計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学におけるものづくりには、微分方程式やフーリエ解析等の応用解析学の知識とスキルが要求される。本講義では、本科と専攻科で学習した微分積分の応用・線形代数をベースに微分方程式の高級解法と関数解析の基礎を理解する。また、フーリエ・ラプラス変換の計算法、常微分方程式と偏微分方程式の求解法を習得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
専攻科で学習した数学(線形代数論・解析学)を復習すること。テキストを予習し、集中した授業を成立させること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 微分積分の応用 全微分の性質とその応用について理解し、説明できる。
2週 微分積分の応用 全微分の性質とその応用について理解し、基礎的な計算ができる。
3週 微分積分の応用 陰関数の性質とその応用を理解し、説明できる。
4週 微分積分の応用 陰関数の性質とその応用を理解し、基礎的な計算ができる。
5週 微分積分の応用 座標変換をともなう微分積分の応用について理解し、説明できる。
6週 微分積分の応用 座標変換をともなう微分積分の応用について理解し、基礎的な計算ができる。
7週 フーリエ解析 広義積分とその応用について理解し、基礎的な計算ができる。
8週 フーリエ解析 フーリエ級数とその応用について理解し、基礎的な計算ができる。
2ndQ
9週 中間試験
10週 フーリエ解析 フーリエ変換とその応用について理解し、説明できる。
11週 フーリエ解析 ラプラス変換とその応用について理解し、説明できる。
12週 常微分方程式の求解 フーリエ解析による常微分方程式の求解を理解し、説明できる。
13週 常微分方程式の求解 ラプラス変換による常微分方程式の求解を理解し、基礎的計算ができる。
14週 偏微分方程式の求解 偏微分方程式の解の構成について理解し、説明できる。
15週 偏微分方程式の求解 偏微分方程式の解の構成について理解し、基礎的計算ができる。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力3000020050
専門的能力2000015035
分野横断的能力100005015