防災工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 防災工学
科目番号 5296C02 科目区分 AM / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システムコース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 渕田・疋田・檀・吉村・塩野著「環境・都市システム系 教科書シリーズ 20 防災工学」(コロナ社)
担当教員 長田 健吾,井上 貴文

到達目標

1.地震災害とその対策について説明ができる。
2.地盤災害とその対策について説明ができる。
3.火山災害とその対策について説明ができる。
4.河川災害ならびに土石流災害とそれらの対策について説明できる。
5.海岸災害とその対策について説明できる。
6.復旧・復興について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル標準的な到達レベル最低限の到達レベル
到達目標1地震災害とその対策について具体的な事例とともに詳細な説明ができる。地震災害とその対策について事例や説明ができる。地震災害の事例は挙げられるがその対策について十分な説明ができない。
到達目標2地盤災害とその対策について具体的な事例とともに詳細な説明ができる。地盤災害とその対策について事例や説明ができる。地盤災害の事例は挙げられるがその対策について十分な説明ができない。
到達目標3火山災害とその対策について具体的な事例とともに詳細な説明ができる。火山災害とその対策について事例や説明ができる。火山災害の事例は挙げられるがその対策について十分な説明ができない。
到達目標4河川災害ならびに土石流災害とそれらの対策について具体的な事例とともに詳細な説明できる。河川災害ならびに土石流災害とそれらの対策について事例や説明できる。河川災害ならびに土石流災害の事例は挙げられるがその対策について十分な説明ができない。
到達目標5海岸災害とその対策について具体的な事例とともに詳細な説明できる。海岸災害とその対策について事例や説明できる。海岸災害の事例は挙げられるがその対策について十分な説明ができない。
到達目標6復旧・復興について十分に理解して説明できる。復旧・復興について説明できる。復旧・復興について少し説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近年、大規模な自然災害が数多く発生している。本講義では地震災害・水災害とその対策について学習する。
授業の進め方・方法:
前半は地震のメカニズムなどの基本的な事項を含む地震災害、地盤災害、火山災害の対応策について学習する。後半は洪水・津波・高潮など水に関わる災害対策について学習する。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,地震災害 ガイダンス。地震の発生メカニズムやマグニチュードなどの尺度の説明できる。
2週 地震災害 地震動の特性や地震予知の種類について説明できる。地殻変動や液状化などの自然現象について説明できる。
3週 地震災害 地震による直接被害と二次災害の特徴を説明できる。地震による各種構造物の被害と対策について説明できる。
4週 地震災害 構造物の耐震設計法に関する基本的な考え方について説明できる。
5週 地盤災害 地盤沈下や斜面災害について説明ができる。
6週 地盤災害 地盤沈下や斜面災害について説明ができる。
7週 火山災害 火山災害について説明できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 河川災害 河川災害について説明できる。
10週 河川災害 河川災害について説明できる。
11週 都市型水害 都市型災害について説明できる。
12週 土石流災害 土石流災害について説明できる。
13週 海岸災害 高潮・津波災害および海岸侵食・堆積災害について説明できる。
14週 災害対策と防災計画 災害対策を理解し、防災計画について説明できる。
15週 復旧・復興 災害からの復旧・復興について説明できる。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間・定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合7003000100
基礎的能力200100030
専門的能力500200070
分野横断的能力000000