複合材料学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 複合材料学
科目番号 5297C04 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システムコース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 基礎からわかるFRP(コロナ社)、配布資料(ファイルに保管して授業に持参)
担当教員 角野 拓真

到達目標

1.各種複合材料に関する知識や技術を理解し、基本事項を説明できる。
2.FRP(繊維強化プラスチックス)の定義・用途・材料・成形法・特性・設計法を理解し、基本事項を説明できる。
3.各種補強材料や混和材料で高性能化・多機能化できるコンクリートに関する知識や技術を理解し、基本事項を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
評価項目1各種複合材料に関する知識や技術を理解し、基本事項の説明、問題提起、提案等ができる。各種複合材料に関する知識や技術を理解し、基本事項を説明できる。各種複合材料の基本事項を説明できる。
評価項目2FRPの定義・用途・材料・成形法・特性・設計法を理解し、基本事項の説明、問題提起、提案等ができる。FRPの定義・用途・材料・成形法・特性・設計法を理解し、基本事項を説明できる。FRPの定義・用途・材料・成形法・特性・設計法の基本事項を説明できる。
評価項目3各種補強材料や混和材料で高性能化・多機能化できるコンクリートの知識や技術を理解し、基本事項の説明、問題提起、提案等ができる。各種補強材料や混和材料で高性能化・多機能化できるコンクリートの知識や技術を理解し、基本事項を説明できる。各種補強材料や混和材料で高性能化・多機能化できるコンクリートの基本事項を説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 本科目は、構造材や機能材として利用されている金属・有機・無機系各種複合材料,複合材料の中でも適用分野の広いFRP、各種材料を複合化することで高性能・多機能化できるコンクリートなどを取り上げ、使用材料・成形法・特性・設計法・用途などに関する知識や技術を習得し、社会や環境に配慮した設計・施工・維持管理等に関連する技術力を高めるものである。
授業の進め方・方法:
【授業時間31時間+期末試験+自学自習時間60時間】
注意点:
 本科目は、創造技術システム工学におけるJABEE修了要件の専門分野Ⅴ群に属し、教科書、配布資料、ビデオ等を使う講義のため、欠席しないよう心がけること。建設材料として世界で最も多用されるコンクリートは古典的および先端的な複合材料であり,これを扱う授業では、本科建設コースの「材料学1」、「材料学2」、「コンクリート構造学」等の教科書や参考書を使い、各自が事前に基本事項を理解して授業に臨むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
各種複合材料
授業の目標・意義・計画、諸注意等を理解して説明ができる。
複合材料の種類,使用材料、成形法、特性、設計法、用途等を説明できる。
2週 各種複合材料 複合材料の種類,使用材料、成形法、特性、設計法、用途等を説明できる。
3週 各種複合材料 複合材料の種類,使用材料、成形法、特性、設計法、用途等を説明できる。
4週 各種複合材料 複合材料の種類,使用材料、成形法、特性、設計法、用途等を説明できる。
5週 各種複合材料 複合材料の種類,使用材料、成形法、特性、設計法、用途等を説明できる。
6週 FRP FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
7週 FRP FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
8週 FRP FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
2ndQ
9週 中間試験
10週 答案返却
FRP

FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
11週 FRP FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
12週 FRP FRPの定義、用途、材料、成形法、特性、設計法等を等を説明できる。
13週 高性能・多機能型コンクリート コンクリートの各種補強材・混和材料の種類、特性,利用法等を説明でき、これらを複合化させた高性能・多機能型コンクリートの特徴や用途が説明できる。
14週 高性能・多機能型コンクリート コンクリートの各種補強材・混和材料の種類、特性,利用法等を説明でき、これらを複合化させた高性能・多機能型コンクリートの特徴や用途が説明できる。
15週 高性能・多機能型コンクリート コンクリートの各種補強材・混和材料の種類、特性,利用法等を説明でき、これらを複合化させた高性能・多機能型コンクリートの特徴や用途が説明できる。
16週 (期末試験)答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力1000010020
専門的能力3000020050
分野横断的能力2000010030