到達目標
1.実験目的に応じた基本的な実験技術を習得し、実験を遂行することができる。
2.実験結果を工学的に考察し、問題解決することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 |
到達目標1 | 各テーマの基本的な実験技術を修得し、独自の工夫を施すことで実験を効率的に遂行できる。 | 各テーマの基本的な実験技術を習得し、実験を遂行できる。 | 各テーマの基本的な実験技術の最低限を修得し、実験を遂行できる。 |
到達目標2 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題だけでなく、自ら見出した問題も解決できる。 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題を理解し,解決できる。 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題を何とか解決できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「ものづくり」につながる創造的思考力や実践的な問題の発見・解決能力、及び複合的な技術開発を進める能力を養成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
テーマ1:環境に配慮したコンクリートの製造とその評価試験
テーマ2:開水路における掃流砂量特性の実験
テーマ3:土のせん断試験と強度特性
テーマ4:はりのたわみ測定による力学理論の検証
テーマ5:橋梁模型の製作と載荷実験
【授業時間90時間】
注意点:
1テーマは3週間(18時間)で実施する。テーマ担当教員の判断により、理解度を確認するための筆記試験を実施することがある。実験中は、安全に十分配慮し、担当教員の指示に従うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
テーマ1:環境に配慮したコンクリートの製造とその評価試験 |
代表的な廃棄資源について説明でき,廃棄資源を用いたコンクリートの製造とその性能評価ができ,実験結果をまとめて報告できる(その1)。
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2週 |
テーマ1:環境に配慮したコンクリートの製造とその評価試験 |
代表的な廃棄資源について説明でき,廃棄資源を用いたコンクリートの製造とその性能評価ができ,実験結果をまとめて報告できる(その2)。
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3週 |
テーマ1:環境に配慮したコンクリートの製造とその評価試験 |
代表的な廃棄資源について説明でき,廃棄資源を用いたコンクリートの製造とその性能評価ができ,実験結果をまとめて報告できる(その3)。
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4週 |
テーマ2:開水路における掃流砂量特性の実験 |
開水路の掃流砂量を測定することができる。
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5週 |
テーマ2:開水路における掃流砂量特性の実験 |
開水路の掃流砂量を測定することができる。
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6週 |
テーマ2:開水路における掃流砂量特性の実験 |
開水路の掃流砂量の実験値と流砂量式との比較ができる。 開水路の掃流砂量の特性について説明できる。
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7週 |
テーマ3:土のせん断試験と強度特性 |
所定の土を用いて,せん断試験ができる。
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8週 |
テーマ3:土のせん断試験と強度特性 |
せん断試験の結果を整理し,せん断強度に関する図表を作成できる。
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2ndQ |
9週 |
テーマ3:土のせん断試験と強度特性 |
せん断試験の結果と強度特性について,レポートにまとめることができる。
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10週 |
テーマ4:はりのたわみ計測による力学理論の検証 |
はりのたわみ曲線の算出など、数式を用いて力学理論について説明できる。
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11週 |
テーマ4:はりのたわみ計測による力学理論の検証 |
簡単なはりの模型やおもりなどを用いて、力学理論について説明できる。
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12週 |
テーマ4:はりのたわみ計測による力学理論の検証 |
実験結果をレポ-トにまとめ、実験を行った力学理論について十分な説明ができる。
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13週 |
テーマ5:橋梁模型の製作と載荷実験 |
実験内容を理解し,構造力学等の知識を使って,橋梁模型の試作品の概略設計と製作ができる。
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14週 |
テーマ5:橋梁模型の製作と載荷実験 |
耐荷実験結果より改良点を見出し,改良した橋梁模型の設計・作成ができる。
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15週 |
テーマ5:橋梁模型の製作と載荷実験 |
耐荷実験結果についてレポートにまとめることができ,また,橋梁分野の事について調査等を行える。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間・定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 100 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 80 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 |