都市環境工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 都市環境工学
科目番号 5497C05 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設システムコース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 適宜資料配付
担当教員 加藤 研二

到達目標

1.都市・交通の歴史および制度について理解できる。
2.モビリティ・マネジメントについて理解できる。
3.地球環境問題の本質を理解し、様々な対応策について理解する。
4. 持続可能な社会の構築に向けて取るべき行動を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
評価項目1都市・交通の歴史および制度について理解・説明でき,その問題に適切に解答が行える。都市・交通の歴史および制度について理解・説明できる。都市・交通の歴史および制度について理解できる。
評価項目2モビリティ・マネジメントを理解し,この手法をどのような問題に適応できるか考えられる。モビリティ・マネジメントについて理解・説明できる。モビリティ・マネジメントについて理解できる。
評価項目3地球環境問題を理解・説明でき、正しい倫理観を持った対応を考えられる。地球環境問題を理解・説明できる。地球環境問題を理解できる。
評価項目4持続可能な社会の将来像を理解・説明でき、自分の考えに基づいて行動できる。持続可能な社会の将来像を理解・説明できる。持続可能な社会の将来像を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
持続可能な都市を目指し,まちづくりにおける環境問題について講義する。また,持続可能な都市づくりに向けた提案について、各種手法の考え方を使って考える。
授業の進め方・方法:
講義【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
この科目は学習単位科目のため事前・事後学習としてレポート等を実施します。
授業前半は講義形式で行う。授業後半は、自身が住む街の続可能な社会構築にむけたレポートとしてまとめ、その内容を全体で共有する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球環境問題 地球環境問題概要(都市)について理解できる。
2週 地球温暖化と人間生活 地球温暖化と人間生活
3週 持続可能な社会の構築 持続可能な社会の構築に必要な倫理観を理解し、そのための方法論を説明できる。
4週 都市計画と環境問題 都市計画の枠組みを理解する。
都市交通について理解する。
5週 都市交通と環境問題 TDMについて理解する。
6週 都市交通と環境問題
LRT・コミュニティバスを用いた都市環境問題解決策を理解する。
7週 都市交通と環境問題 モビリティ・マネジメントについて理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 課題説明
発表会のテーマ説明ならびに提出課題,発表方法等について説明をおこなう。
10週 発表会に向けた事前準備 (1) 自身の住んでいる街の持続可能な社会構築にむけた施策を考察し、文章・図表としてまとめることができる。
11週 発表会に向けた事前準備 (2) 自身の住んでいる街の持続可能な社会構築にむけた施策を考察し、文章・図表としてまとめることができる。
12週 発表会 (1) 提案する施策についての中間発表を行い,施策の課題等について意見交換を行う。
13週 発表会に向けた事前準備 (3) 中間発表時の意見を参考に,自身が考える施策についてブラッシュアップ作業を行う。
14週 発表会に向けた事前準備 (4) 中間発表時の意見を参考に,自身が考える施策についてブラッシュアップ作業を行う。
15週 発表会 (2) 提案する施策についての最終発表を行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポート・課題その他合計
総合評価割合204000400100
基礎的能力10200020050
専門的能力10200020050
分野横断的能力0000000