到達目標
1.実験目的に応じた基本的な実験技術を習得し、実験を遂行することができる。
2.実験結果を工学的に考察し、問題解決することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 |
到達目標1 | 各テーマの基本的な実験技術を修得し、独自の工夫を施すことで実験を効率的に遂行できる。 | 各テーマの基本的な実験技術を習得し、実験を遂行できる。 | 各テーマの基本的な実験技術の最低限を修得し、実験を遂行できる。 |
到達目標2 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題だけでなく、自ら見出した問題も解決できる。 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題を理解し,解決できる。 | 実験結果を工学的に考察し、与えられた問題を何とか解決できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「ものづくり」につながる創造的思考力や実践的な問題の発見・解決能力、及び複合的な技術開発を進める能力を養成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
テーマ1:無機材料合作製実験(1~7週)
テーマ2:有機合成化学実験(8~15週)
【授業時間90時間】
注意点:
1テーマは7~8週間で実施する。実験中は、安全に十分配慮し、担当教員の指示に従うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(1)ゾルゲる法による粉末試料の作製方法を理解し、英語の実験項を読み実験手順を正確に把握できる。
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2週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(2)TiO2粉末を作製するにあたり、計量や攪拌、遠心分離ができる。
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3週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(3)粉末の焼成ができる。
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4週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(4)粉末xrd測定ができる。
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5週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(5)FE-SEM観察ができる。
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6週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(6)FT-IR測定ができる。
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7週 |
テーマ1:無機材料作製実験 |
(7)実験全体を振り返って、全体をレポートにまとめることができる。
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8週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(8)Diels-Alder反応を理解し、英語の実験項を読み実験手順を正確に把握できる。
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2ndQ |
9週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(9)Diels-Alder反応を行うにあたり、シクロペンタジエンの蒸留ができる。
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10週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(10)Diels-Alder反応ができる。
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11週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(11)付加物の精製ができる。
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12週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(12)付加物のNMR解析を行うことができる。
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13週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(13)付加物の立体構造について決定できる。
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14週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(14)付加物の立体構造およびendo則について、軌道論を用いて説明出来る。
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15週 |
テーマ2:有機合成化学実験 |
(15)実験全体を振り返って、全体をレポートにまとめることができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間・定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 100 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 80 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 |