環境化学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 環境化学
科目番号 5596101 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 応用化学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 環境と化学,萩野ら,東京化学同人
担当教員 大田 直友

到達目標

1.空気や水の汚染と環境保全技術について説明できる.
2.化学的視点から気候変動とオゾン層の保全について説明できる.
3.エネルギーおよび廃棄物のリサイクルについて,化学との関連を説明できる.
4.グリーンケミストリーによる有用化合物の生成とプラスチックに関する環境問題を説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安
到達目標11.空気や水の汚染と環境保全技術について資料を見ずに詳細に説明できる.1.空気や水の汚染と環境保全技術について資料を見ずに説明できる.1.空気や水の汚染と環境保全技術について資料を見ながら説明できる.
到達目標22.化学的視点から気候変動とオゾン層の保全について資料を見ずに詳細に説明できる.2.化学的視点から気候変動とオゾン層の保全について資料を見ずに説明できる.2.化学的視点から気候変動とオゾン層の保全について資料を見ながら説明できる.
到達目標33.エネルギーおよび廃棄物のリサイクルについて,化学との関連を資料を見ずに詳細に説明できる.3.エネルギーおよび廃棄物のリサイクルについて,化学との関連を資料を見ずに説明できる.3.エネルギーおよび廃棄物のリサイクルについて,化学との関連を資料を見ながら説明できる.
到達目標44.グリーンケミストリーによる有用化合物の生成とプラスチックに関する環境問題を資料を見ずに詳細に説明できる.4.グリーンケミストリーによる有用化合物の生成とプラスチックに関する環境問題を資料を見ずに説明できる.4.グリーンケミストリーによる有用化合物の生成とプラスチックに関する環境問題を資料を見ながら説明できる.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学分野における環境に優しいものづくりの基本となる「グリーンケミストリー」の理念をもとに,様々な環境問題と化学の関係を学び,環境に優しい持続可能な社会をいかにして築くのかという視点で授業を行う.
授業の進め方・方法:
予習の確認小テスト、学生による発表,レポートで授業を進める【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 グリーンケミストリーとは グリーンケミストリーの理念が説明できる
2週 空気をきれいに 大気の成り立ち,大気汚染物質と酸性雨について説明できる
3週 空気をきれいに 大気汚染の推移と対策について説明できる
4週 貴重な水資源 水の性質や資源としての重要性を説明できる
5週 貴重な水資源 水の浄化や水環境保全ついて説明できる
6週 気候変動の化学 地球の温暖化を化学的に説明できる
7週 気候変動の化学 人間活動による気候変動の現状と温暖化対策を説明できる
8週 オゾン層を護ろう オゾン層の働きと破壊について説明できる
2ndQ
9週 オゾン層を護ろう オゾン層の働きと破壊について説明できる
10週 エネルギーを大切に 人間社会とエネルギーについて説明できる
11週 エネルギーを大切に 再生可能エネルギーについて説明できる

12週 役に立つ物質をつくる 化学合成とグリーン度について説明できる
13週 役に立つ物質をつくる 化学合成におけるグリーンケミストリーの役割を説明できる
14週 高分子の化学 バイオプラスチックについて説明できる
15週 廃棄物のリサイクル 循環型社会とリサイクルについて説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合05020300100
基礎的能力000000
専門的能力05020300100
分野横断的能力000000