到達目標
1.アナログ信号とディジタル信号について、基本的事項を理解し、説明できる。
2.相関関数の定義を理解し、簡単な計算ができる。
3.フーリエ級数展開の基本事項を理解し、基本的な関数のフ-リエ級数展開ができる。
4.フーリエ変換の定義を理解し、説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) |
到達目標1 | アナログ信号とディジタル信号について説明でき、実際の問題に適用できる。 | アナログ信号とディジタル信号について、説明できる。 | アナログ信号とディジタル信号について、基本的事項を理解し、説明できる。 |
到達目標2 | 相関関数の定義を理解し、簡単な計算ができ、課題解決に応用できる。 | 相関関数の定義を理解し、計算ができる。 | 相関関数の定義を理解し、簡単な計算ができる。 |
到達目標3 | フーリエ級数展開を理解し、フ-リエ級数展開ができる。 | フーリエ級数展開の理解し、基本的な関数のフ-リエ級数展開ができる。 | フーリエ級数展開の基本事項を理解し、基本的な関数のフ-リエ級数展開ができる。 |
到達目標4 | フーリエ変換の定義を理解し、課題解決に応用できる。 | フーリエ変換の定義を理解し、説明できる。 | フーリエ変換の定義を説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
B-4
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D-1
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D-3
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教育方法等
概要:
自然現象には不規則に変動するものがきわめて多い。本講義では、そこに埋もれている信号の性質を解析したり、抽出処理するための基礎的信号処理技法を修得することを目標とする。
この科目は、企業で計測装置の開発を担当していた教員がその経験を活かし、信号処理についての講義を行う。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行います。授業を受ける際には、予習と復習をしたうえで授業に臨むと理解が深まります。
【授業時間31時間+自学自習時間60時間】
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学修としてレポート等を実施します。
注意点:
単に講義を受講するだけでなく、レポート等の演習にも積極的に取り組んでください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
信号処理とは ・信号の種類 ・アナログ信号とディジタル信号 ・サンプリング問題 |
アナログ信号とディジタル信号について説明できる。
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2週 |
信号処理の例 ・波形の平滑化 ・雑音の圧縮 |
波形の平滑化、雑音の圧縮について説明できる。
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3週 |
数学の準備体操 ・信号の表現 |
正規直交基について正しく理解し、計算によって値を求めることができる。
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4週 |
・多次元ベクトル空間から関数空間へ |
多次元ベクトル空間から関数空間への拡張について理解できる。
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5週 |
・正規直交関数系 |
正規直交関数形について正しく理解し、計算によって値を求めることができる。
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6週 |
相関関数 ・正規直交関数系関数の類似性 ・相互相関関数 |
相互相関関数について正しく理解し、計算によって値を求めることができる。
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7週 |
・自己相関関数 |
自己相関関数について正しく理解し、計算によって値を求めることができる。
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8週 |
演習 |
演習問題を解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
フーリエ級数展開 ・フーリエ級数展開とは |
フーリエ級数展開について理解し、与えられた式を展開することができる。
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11週 |
・偶関数と奇関数 ・周期が2πでない場合 |
偶関数と奇関数について説明できる。
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12週 |
・複素フーリエ級数展開を導く |
複素フーリエ級数展開を導くことができる。
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13週 |
・フーリエ級数展開の実例 ・パーシバルの定理 |
フーリエ級数展開の実例について理解し、説明と計算ができる。
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14週 |
・フーリエ級数展開の重要な性質 |
フーリエ級数展開の重要な性質について理解し、説明できる。
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15週 |
フーリエ変換 ・フーリエ級数展開からフーリエ変換へ ・フーリエ変換の性質 |
フーリエ変換の性質について理解し、説明できる。
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 15 | 0 | 0 | 45 |
専門的能力 | 40 | 0 | 15 | 0 | 0 | 55 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |