到達目標
1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できる。
2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を理解している. | 1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を詳細に説明できる。 | 1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できる。 | 1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できない。 |
2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解している | 2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを詳細に説明できる。 | 2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できる。 | 2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命科学は,「科学リテラシー」の一部としてその知識や情報が社会生活に必要となっており,一般常識化しつつある.また,日夜進展する生命科学の話題は社会を賑わせており,時にはヒトの存在について考えさせられたり,生命倫理問題として直面することもある.本講義によって,「ヒトとは何か」を知り,「生命科学の発展に私たちはどのように対応していくのか」という根源的な問題に対応できるような知識と判断力を修得する.
授業の進め方・方法:
学生がパワポでプレゼンしながら授業を進める.【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
生命科学と現代社会のかかわり |
生物の定義,細胞の構成分子を説明できる
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2週 |
生命はどのように設計されているか |
細胞の構造と細胞小器官の働きを説明できる
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3週 |
生命はどのように設計されているか |
遺伝子の構造,複製を説明できる
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4週 |
生命はどのように設計されているか |
遺伝子の発現を説明できる
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5週 |
ゲノム情報はどのように発現するのか |
ゲノムと生殖との関わりや遺伝子の発現調節を説明できる
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6週 |
ゲノム情報はどのように発現するのか |
エピゲノムの仕組みを説明できる
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7週 |
複雑な体はどのようにしてつくられるのか |
発生,細胞分化,器官形成,成長・老化を説明できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
脳はどこまで分かったか |
脳の構造,神経細胞と伝達を説明できる
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10週 |
がんとはどのような現象か |
細胞周期,アポトーシス,がんについて説明できる
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11週 |
私たちの食と健康の関係 |
酵素,ATP,代謝について説明できる
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12週 |
ヒトは病原体にどのように備えるか |
感染と免疫について説明できる
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13週 |
環境と生物はどのようにかかわるか |
環境への適応,進化,有性生殖の意義について説明できる
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14週 |
環境と生物はどのようにかかわるか |
生態系の機能と生物多様性の保全について説明できる
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15週 |
生命科学技術はここまで進んだ |
最新の生命科学技術の現状を説明できる
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 0 | 0 | 30 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 30 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |